前節、横浜FCに敗れて連勝が3でストップした4位の長崎を、10戦無敗で7位と好調の岡山がホームに迎えた一戦は、ミラーゲームらしく球際で火花散る、激しい攻め合いの様相を呈した。
立ち上がりから互いにチャンスを作りながら、先制点を奪ったのは岡山。9分、ファンマをブロックしながら出した関戸のパスを受け、豊川が自陣からドリブルで持ち上がると、低い弾道のロングレンジのシュートをゴール左スミに突き刺した。さらに13分には伊藤のCKがファーサイドに流れたこぼれ球を大外から走り込んだ竹田が押し込み、2点目を挙げる。岡山はその後も立て続けに決定機を迎えるが、ポストやGKの好セーブに阻まれ追加点は奪えない。
2点を追う長崎は43分、福田を下げて中村を左ウイングバックに回し、木村をシャドーに入れてテコ入れを図る。ファンマを軸に機動力を生かしてクロスやCKから何度もゴール前での局面を作ったが、予測や動き出しで上回る岡山の堅守にほころびを作れない。リードしながら攻勢を緩めない岡山と猛追する長崎とのせめぎ合いは数多くの見どころを創出し観客を沸かせたが、試合は2-0のままで終了。岡山は今季初の3連勝、長崎は今季2度目の連敗となった。(ひぐらし ひなつ)