磐田、7連勝ならず。広島は新体制初勝利
先にペースを握ったのは、ホームの磐田。6分、中村俊の直接FKからCKを獲得し、そのこぼれ球を上田が左足で狙ったが、枠を捉えられなかった。
広島は相手最終ラインの裏を果敢に狙うと8分、アンデルソン・ロペスのスルーパスにパトリックが走り込むも、GKカミンスキーが飛び出す。10分には柏のパスに再びパトリックが抜け、相手一人をかわしてシュートを放つが、これもカミンスキーに阻まれた。
そんな中、16分に磐田が先制に成功する。右サイドを突破した中村俊がペナルティーエリア内で高橋壮也に倒されPKを獲得。これを自ら決め、サックスブルーがリードを奪った。
しかし、広島も負けてはいない。24分、野上からのボールをパトリックが胸で落とすと、走り込んできた柏が左足で決めて同点とした。追いつかれた磐田だったが、柏のゴールから4分後、中村俊のCKを大井がヘディングで合わせ、再びリードを奪った。
後半に入ると、開始からボールを握ったのは広島だった。そして、58分に試合を振り出しに戻すゴールが生まれる。青山のスルーパスに抜け出したパトリックがGKを落ち着いてかわし、ネットを揺らした。さらにその5分後、パトリックが相手を引きつけてパスを出すと、猛スピードで駆け上げってきたロペスがシュートを突き刺し、逆転に成功した。
磐田は終盤、右サイドでボールを持った中村俊が左足でクロスを送り、アダイウトンが強烈なヘッドを放ったが、これはクロスバー直撃。試合はこのまま終了し、磐田は15年ぶりとなる7連勝を逃した。
一方の広島はヤン・ヨンソン監督体制初勝利。チームとしては8試合ぶりの勝ち点3獲得となった。(青木 務)