加入4年目、青木亮太の勢いが止まらない。
第25節の熊本戦で今季2得点目を挙げると、そこから今節までクラブの記録に並ぶ5試合連続ゴール。そしてそのすべてで、チームは勝利している。
青木はU-19日本代表候補に選ばれるなど将来を嘱望される選手だった。しかしプロ2年目の開幕直前に左ひざに重傷を負い、およそ1年半を棒に振る。昨季までのリーグ戦出場数は3年間でわずか5試合だった。
福岡戦での決勝ゴールは、彼が持つ技術の高さが凝縮されていた。61分、左からのマイナスのクロスを右足のアウトサイドで叩き込む。通常なら左足や右足のインサイドで打ちそうなところを、青木は「左で大振りするよりもしっかりミートするほうがいいと思って」と事もなげに振り返った。
青木の好調の要因を、風間監督は「自信がついてきたのだと思う。あとは頭が連続して動くようになった。体を動かすのは頭。頭が動かなければ体は動かない」と、動きの良さを評価する。
次節・横浜FC戦で狙うのは、クラブ記録を塗り替える6試合連続得点。尊敬する先輩・玉田圭司らを越える。「記録は意識していないけど、毎週得点を取るイメージでやっている。チームが勝てるようにプレーしたいです」。チームの勝利を最優先に考えつつ、青木は今週もどん欲にゴールを狙う。(斎藤 孝一)