前節・金沢戦(4○0)に続き、今節・山口戦(5○0)でも大量得点で快勝。徳島はシーズン折り返し前後の第19節~第22節にも4試合で15得点を挙げており、得失点差は現在リーグ断トツの23。リーグ2位・49得点の得点力も目立つ。
その得点力は、やはり前線からのプレスを含めた組織的な守備が最大の要因。ハイライトやスタッツを見る限り、コンビネーションやパス数の多さが目立つかもしれない。だが、何をとっても守備。攻撃的な守備といったほうが正しいだろうか。主導権を握るために、まずは全員が走ることを惜しまない。そして、それはムダ走りでもない。プレシーズンから積み上げてきたロジックの下に成り立つ組織的な守備が形成されている。…