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J2リーグ 第31節
9/2(土) 18:00 @ サンアル

松本
3
2 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
徳島

Column 試合後コラム

受け手としても。神出鬼没のポジショニングで量産態勢へ

2017/9/4 16:35

 終盤戦を迎え、松本の“背番号10”が輝きを増している。この日、工藤は2得点1アシストの大暴れ。自らの特長を見せつけることに成功した。
 神出鬼没のポジショニングと冷静なプレーぶりを存分に発揮した。立ち上がりの16分に失点し、1点を追いかける苦しい展開。そのような状況で迎えた40分、後方からのボールを収めた高崎が前線に飛び出したパウリーニョにつなぐと、その瞬間に工藤もギアをトップに上げた。ゴール前まで一気に詰めると、パウリーニョからの横パスを受けるや、シュートコースを見極めながら冷静に右足を振り抜く。その6分後には山本からのグラウンダーのパスに対し、徳島守備陣の間隙を突いてフリーの状況を作り、ダイレクトシュート。まさしく工藤の真骨頂といえる2得点だった。
 同タイプのセルジーニョが調子を上げるのに伴い、ベンチスタートになる悔しさも味わった。常日ごろから反町監督は「出し手だけでなく、受け手としても機能してほしい」と、相手のイヤがるプレーを要求していた。視野の広さと高精度の右足を生かしてのチャンスメークには以前から定評があったが、ボールを欲しがって下がるのではなく、相手最終ラインの裏を狙うことでフィニッシャーにもなってほしいと。本来はボールに触りながらリズムを作るタイプだが、指揮官に期待された仕事をこなすことで昨季は得点を量産。新たな側面を垣間見せたことは記憶に新しいが、いよいよ今季も量産態勢に突入した。
 セルジーニョの負傷離脱が発表され、その両肩に重圧がのしかかるが、あくまでも自然体を崩さない。先日、33歳の誕生日を迎えたベテランだが、プレー面では、まだまだ成長の途上にあるのが頼もしく感じられる。(多岐 太宿)

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