前節・山口戦で4試合ぶりに勝利し、連勝して波に乗りたい大分が、内容は上向きながら最下位に沈む群馬をホームに迎えた一戦。慎重な姿勢で試合に入った群馬に対し、立ち上がりから主導権を握った大分はサイドを起点に好機を築くが、GK清水の好セーブなどに阻まれる。一方の群馬も2トップにボールを集め、セットプレーで得点を狙うが、28分、ネットを揺らしたのは大分だった。伊佐がペナルティーアークの位置で倒されてFKを獲得すると、壁の状態を冷静に見極めた鈴木惇が、相手の意表を突くグラウンダーのシュートで仕留めて先制した。
だが後半は、守備を修正しコンパクトに連動し始めた群馬に主導権を奪われる。71分には竹内がパク・ゴンに倒され、PKで追加点のチャンスを得るが、これも清水に防がれた。大分は再三の決定機を逃し、流れは群馬に傾くかに思われたが、群馬もフィニッシュの精度を欠き得点を奪うには至らない。
次第にオープンになる展開の中、互いに攻撃的なカードを切って最後まで攻め合ったが、以後、ネットは揺れず。好ゲームを演じながらも敗れた群馬はこれで15戦白星なし。大分はホームで第19節・讃岐戦以来の勝利を挙げ、J2ホーム通算100勝を達成した。(ひぐらし ひなつ)