8戦負けなしの湘南と7戦負けなしの讃岐。好調の両者が相対した一戦は、相手の一瞬のスキを見逃さなかったホームチームに軍配が上がった。
前半は湘南が主導権を握った。相手の勢いをうまくコントロールしながら攻撃をしかけると、32分に先制点が生まれる。CKを蹴ろうとした秋野は瞬時にショートコーナーを選択。「相手が思ったような動きをしてこなかった」ことで奈良輪が一瞬フリーになると、相手のプレッシャーが遅れたスキにクロスを送る。これをアンドレ・バイアが頭で押し込み、湘南が先制に成功した。
ただ、好調の讃岐も簡単には崩れなかった。「ハーフタイムに選手の口から出てきた言葉はすごくポジティブだった」と北野監督。ビハインドで折り返した後半は選手交代を駆使し、チーム全体でリスクを冒した反撃を開始する。両SBが高い位置をとることで相手のサイドを押し込んでいき、48分にはビッグチャンス。クロスに反応した馬場が右足でゴールを狙ったが、これは惜しくもゴール左に外れた。
讃岐はその後も攻勢を強めて相手ゴールに迫るが、最後までネットを揺らすことはできず。終盤は守勢に回る時間が多かったものの、しっかりと勝ち切った湘南が勝ち点3を手にしている。(林 遼平)