5連勝を狙い正面からぶつかってきた岐阜をJ1自動昇格に向けて負けられない福岡がねじ伏せた。
岐阜の[4-3-3]に対して福岡の井原監督は「不格好でも勝ち点3を」と[4-2-3-1]のフォーメーションで臨み、三門をトップ下に置いて岐阜のパスオフェンスの要・アンカーの庄司を見張らせた。庄司のピッチ内での動きを制限し、ボールを奪えば素早く前線に向かってチームが動く。仲川が岐阜のDF阿部との1対1を圧倒的優位で進めたのも相まって、福岡が試合をコントロールした。
24分には、中盤でのFKの流れから右CKを獲得すると、岩下が巧みな動きで岐阜DFをかわしヘディングで先制。リードを奪うと、左右のサイドハーフに入った坂田とジウシーニョが岐阜のサイド攻撃に対し最終ラインまで下がってディフェンス。岩下、冨安の両CBも中央への侵入を許さなかった。
後半も同様の攻防が続き、72分には途中出場の松田がファーストタッチで追加点を奪うなど、盤石の試合運びを見せる。岐阜も74分に難波が投入され前に重心を置くと、87分には庄司が決めて1点を返すが反撃もここまで。1点差のままタイムアップとなり、福岡が7戦ぶりの勝ち点3を獲得した。(岩波 陽平)