結果はスコアレスドロー。連勝が5で途切れた長崎・高木監督は「ちょっとツキがなかったゲーム」と評したが、「本当に内容に関しては満足しています」とやり切った表情で語った。
前半、長崎がセットプレーから作った3つのビッグチャンスは山形のGK児玉の好セーブとポスト、そしてオフサイドの判定に阻まれたが、準備していた狙いはハマり、試合の主導権も握っていた。
後半は山形がボールを動かし、長崎はややラインを下げて対応する展開となったが、「想定内の部分の展開だったので、特に選手たちも驚きは何もなかったと思う」と鍛えられたスキの少ない守備で次のチャンスを狙った。ただし、平松や中村慶太の投入など攻撃的なカードを切りながらチャンスを作った終盤も、山形の粘り強い守備に阻まれてゴールを割ることができなかった。
これまでの中盤ダイヤモンドの[4-4-2]を[4-2-3-1]に変えて臨んだホームの山形には「サイドで起点を作りながら相手を押し込んでいく。その中で攻撃の起点を作れれば」(木山監督)との狙いがあったが、中央に入り込む段階で長崎の厳しい守備に遭い、決定的な形に持ち込むことはできなかった。
3試合ノーゴールが続いている山形は8試合勝利から遠ざかり、うちドローが6試合。ホームゲームが4試合組まれた9月も未勝利に終わり、プレーオフ圏内6位・横浜FCまでの勝ち点差は『10』に広がった。(佐藤 円)