佐藤に中美。金沢が低調な愛媛に4発快勝
金沢が愛媛を押し込む時間帯もあれば、その逆もあった試合。互いにミスもありながら、それが相手のミスによって救われることも少なくなかった。ただ、愛媛のほうがミスは多く、その度合いも深刻だった。
10分、愛媛の白井が対面の相手をかわしてクロスを供給。“誰かが触れば”という形を作ったが、誰も触ることができず。序盤は少しギクシャクした金沢だったが、12分に先制する。小柳が頭ではね返したクリアボールがそのまま前線に渡ると、うまく抜け出した佐藤が落ち着いてフィニッシュ。愛媛も反撃に転じるが、白井のヘディングは左ポストに嫌われ、林堂の直接FKはGK白井裕人が阻止した。
59分、石田のクロスに中美が頭で合わせ、金沢が追加点を挙げると、愛媛はバタつき浮き足立つ。「相手に勢いが出てきて、それを受け止め切れないというか、バタバタしてしまった」(玉林)。64分には中美がクロスを送り、佐藤が決めてスコアは3-0。ただ、愛媛も82分に白井康介が技ありのコントロールショットで一矢報いた。だが、終わってみれば4-1と差がついた。佐藤、中美のダブルエースそろい踏みの金沢が低調な愛媛を下し、J3降格圏の21位・山口との勝ち点差を『9』に広げた。(野中 拓也)