痛み分けで決着。大分が幸先良く2点を先行も、後半に岐阜が反撃
勝てばJ1昇格プレーオフ圏の6位へと食い込める状況で士気高く臨んだ大分の前に、15位の岐阜が立ちはだかった。
第12節の前回対戦と同様に、[4-4-2]のブロックでスペースを消して岐阜のパスワークを封じにかかった大分は、立ち上がりからテンポ良く相手の背後でボールをつないで好機を作る。だが、6分、16分と立て続けに迎えたビッグチャンスは、いずれも守護神・ビクトルの好守に阻まれた。対する岐阜も次第にペースを取り戻し、サイドを起点にショートパスをつないで攻めるが、集中を切らさぬ大分守備陣の前に、なかなかフィニッシュにまでは至らない。
23分、前がかりになる岐阜の背後へと抜け出した後藤が持ち上がり、並走してきた三平にクロスを送ると、これが相手のオウンゴールを誘って大分が先制。さらに43分にもGK上福元のパントキックを三平がつなぎ、後藤が決めて2-0と突き放した。
岐阜は後半頭から3バックへと変更。守備の安定を図るとともに、さらに前線に人数をかける狙いがハマり、サイド突破の機会が増えた。66分に難波が投入されると前への勢いは増し、やや長い裏へのパスが多くなる。それが奏功して70分、庄司のフィードを風間が頭で押し込み1点目。続く79分には大本のクロスから難波が同点ゴールを挙げた。戦術変更した岐阜に対応しようと大分も布陣を変えて枚数を合わせたが、相手の起点に寄せることができず、流れを明け渡すことに。88分には右CKから阿部が3点目を奪い、岐阜が逆転に成功した。
大分は後半ロスタイムに川西のシュートで追いつき、その後も猛攻をしかけたが、ビクトルの壁は破れず。打ち合いの結末は、痛み分けのドローとなった。(ひぐらし ひなつ)