Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第38節
10/21(土) 19:00 @ トラスタ

長崎
1
0 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
名古屋

Report マッチレポート

白熱の90分。ドロー決着も、ともに2位に接近

2017/10/25 10:00

88分、そして90分。終盤に動いた上位対決

 長崎にとっては想定以上の前半、そして、想定内の後半だった。ボールを持ち、主導権を握ろうとする名古屋に対し、長崎は高い位置からのプレスで主導権を奪いにかかる。「ボールを持ってしかけようというのがあまりなかった」(玉田)名古屋は長崎のプレスをモロに受けてしまう。持ち味を生かして主導権を握ったのは長崎で、「思い切って前に行ける」(島田)という感覚を持ち、ボランチも高い位置に出てショートカウンターを再三繰り出した。しかし、GK武田の好守もあり、ゴールをこじ開けるまでには至らない。「点を取られそうな雰囲気はあった」(玉田)名古屋だったが、なんとか前半を無失点で折り返すことに成功した。
 後半に入ると名古屋も立ち位置に変化を加える。これによりボールが回るようになり、長崎の両ボランチの背後でボールを受ける回数が増加。そこからエリア内にパスを入れる展開が増えていく。長崎もこの展開は試合前から想定していたが、結果的にはPKを献上し、88分に先制を許してしまった。しかし、苦しみながら先制した名古屋が最後に詰めの甘さを露呈してしまう。「試合を切ることができた」(風間監督)場面でそれができず、長崎がスキを突く。90分、翁長のクロスからファンマが頭で押し込み、失点直後に長崎が同点に追いついた。
 長崎は名古屋から主導権を奪えるほどの洗練された守備組織を機能させた点。名古屋は苦しみながらも耐え、試合の中で変化を加えて修正できた点。両者ともに内容には一定の手ごたえを得ながら、欲していた勝ち点3には届かず。リーグ戦も残り5試合を切って、両チームともに高い授業料を払うことになった。しかし、2位・福岡が敗れたことでJ1自動昇格圏との勝ち点差が縮まるという“割引”を得た。好ゲームを演じた両者がこの試合で得た教訓と勝ち点1、その価値は残り4試合で問われることになった。(文・杉山 文宣)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会