逆転した名古屋が3位浮上。群馬は22位が確定
自動昇格となる2位に入るには勝ち続けるしかない4位・名古屋と、負ければ最下位が確定する群馬との一戦は、順位差とは関係なく白熱したシーソーゲームとなった。
台風22号が最接近する中、開始前から滝のような雨が降る。キックオフ後は強風が吹きつけ、高く蹴り上げたボールは風に流された。
そんな悪コンディションの中、試合を有利に進めたのは前半風上に立った名古屋。18分、FKのチャンスを得ると「シュート性のボールを蹴ってほしい」と田口に伝えていた青木が、冷静にそのボールに合わせてゴール。名古屋が先制点を挙げる。
しかしその5分後、豪雨はさらに強まり、試合が一時中断するハプニングが起きた。
およそ1時間の中断のあと「集中がちょっと切れた」(玉田)と名古屋はリズムを崩してしまう。後半開始直後の50分には、群馬に左サイドを攻略され同点、さらに55分にはワシントンのパスが短くなったところを群馬の山岸にさらわれ、カン・スイルに逆転ゴールを許してしまう。
それでも地力に勝る名古屋は、60分にゴール前の混戦から玉田がGKの位置を見定めて再び同点に。86分には右サイドから押谷、シモビッチとつないで最後は田口がミドルシュート。これがゴール右スミに突き刺さり、名古屋が再びリードを奪う。
後半ロスタイムにも青木がシュートを決め名古屋は、苦しみながらも4-2で逆転勝利。福岡を抜き3位に浮上し、2位・長崎との勝ち点差『2』のまま、残り3節に自動昇格を懸けることとなった。そして群馬はこの敗戦により22位が確定した。(文・斎藤 孝一)