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J1リーグ 第13節
5/9(日) 17:00 @ メルスタ

鹿島
3
2 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
FC東京

Report マッチレポート

驚異にして脅威。不敗の鹿島支えるセットプレー

2021/5/10 13:47

CKから先制し3発完勝。如実に表れたチーム状況の差

 現在、両チームが置かれている状況が如実に表れた。相馬監督就任以来負けがない鹿島は、今季初の連勝を目指す。指揮官から「エネルギーを持ってチャレンジしよう」と熱量をまとってピッチに立った。一方、4連敗中のFC東京は、森重がCBに、青木がボランチに入る布陣でスタートする。
 ただ、序盤から熱量の差は歴然。コンパクトな布陣をベースに全体が連動する鹿島に対し、FC東京は11人の足並みがそろわない。永井がチェイスをかけても後ろがついてこられず、セカンドボール争いでも一歩が遅れる。「一つひとつのタイミングが遅れたり、球際で相手にボールがこぼれたり」(森重)という現象が、あちこちで見られた。
 それに輪をかけたのが鹿島の攻撃陣。まとまりを欠いた相手の選手間を荒木と土居がかき回し、白崎も顔をのぞかせる。22分、3本連続したCKから町田がヘディングシュートを叩き込むと、完全に流れを掌握した。
 ボールへ寄せ切れず、ずるずる下がるしかないFC東京は森重や小川が奮闘。最後の場面で踏ん張りなんとか2点目を許さずにいたが、前半終了間際の45分、寄せが甘くなったところで松村が右足を一閃。鹿島が追加点を奪う。
 後半、長谷川監督は「形を変えてアグレッシブに」と3枚を入れ替え、システムも[3-5-2]に変える。前に出る勢いは改善されたが、それでもゴールへの道筋をなかなか作れない。
 そんな中で迎えた87分、上田がダメ押しの3点目を決めて勝負あり。ただ前線に上田を入れただけでなく、トップ下に小泉も差し向けプレスの力を維持させた相馬監督は、「ゲームに入ったところから、最後終わるまで集中し切って、エネルギーを出し切ってくれた」と選手を称えた。
 攻撃の形が作れずシュート2本に終わったFC東京は5連敗。長谷川監督は「自分自身の責任だと思っている」と力のない笑みを浮かべるしかなかった。(文・田中 滋)

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