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左SBで2ゴール。王者の新たな可能性/練習試合レポート 川崎F DF 26 神谷 凱士

2021/2/8 15:00


Photo: © KAWASAKI FRONTALE

 このキャンプでは多くの選手が複数のポジションに取り組んでいるが、大卒2年目の神谷凱士もその一人。本来はCBが主戦場だが、左SBにも挑戦中なのだ。しかも左SBとしてのデビュー戦となった練習試合・水戸戦でいきなりアピールに成功した。
 相手のSBとCBの間に走ってスルーパスを受けて左足で蹴り込むと、10分後にはCKから頭で決める。
「もともとFWなので攻撃が好きなタイプ。空いているスペースに走り込むのは意識しています」
 大卒1年目だった昨季は、出足からつまずいた。周囲のレベルの高さに戸惑い、キャンプで自信を失ってしまう。その結果、同期の三笘薫や旗手怜央が華々しい活躍を見せる一方で、公式戦出場はゼロに終わった。
 それでも、悔しい1年間は無駄ではなかった。
「体作りに1年間取り組んで、当たり負けしなくなったし、練習にも慣れた。今年はキャンプ初日からいい感じで入れています」
 そんな神谷に対して鬼木達監督も目を細めている。
「左足のキックの正確性や前にいったときの感覚がいいし、後ろ(CB)のときより自信を持ってやっている様子も今日見えた。そのあとCBもやったけれど、いい効果でCBとしても安定していた」
 左SBは現在、登里享平がリハビリ中のため、層が薄い状況。「今年は勝負の年」と意気込む神谷の出場機会は、大きく増えるに違いない。(飯尾 篤史)

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