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J1リーグ 第3節
3/10(水) 18:00 @ 味スタ

FC東京
2
0 前半 1
2 後半 2
試合終了
3
神戸

Preview 試合プレビュー

ここから描け、上昇カーブ

2021/3/10 9:00

■FC東京
連勝で波に乗れ。課題はゲームの入り方

 開幕から2試合を終えて1勝1分け。アウェイで勝点1をもぎ取りホームで勝点3を手に入れた。悪くない出だしだ。ホーム連戦となる今節、ここで勝利することができれば今季初の連勝となる。上々のスタートと言えるだろう。
 そのために必要なことは何か。その一つに“自分たちの時間”を増やすことが考えられる。開幕戦と比べれば、前節・C大阪戦はやりたいことを表現できた時間が長く勝ち方も劇的。「チームとしても乗っていくと思う」と長谷川監督は話した。前節の流れを継続するために、特に試合への入りが課題として挙げられる。「前半からギアを上げないといけない」と口にするのは中村帆。その上で、“自分たちの時間”をさらに増やしていくためには練習で取り組んでいることを試合で発揮することが大事だと語る。「守備でリズムを作るだけでなく、自分たちでボールを握るとかどこに立ち位置を取ったら相手がイヤがるとかを練習からやっている。ボールを持っているときに多くの人が関わってくれば、厚みのある攻撃ができると思っている」(中村帆)。
 この2試合、先に失点してからスイッチが入っているだけに今節は先制点を奪い優位に進めたい。そして、そのための最重要人物となるのがディエゴ・オリヴェイラだ。開幕前から指揮官がキーマンに指名するブラジル人ストライカーの奮起なしにここからの上昇はあり得ない。徐々に状態も上がってきており、そろそろ自身としても、チームとしてもさらに勢いに乗るゴールが欲しいところだ。エースのゴールで勝利してさらに勢いを加速させる。(文・須賀 大輔)

■神戸
ビルドアップが焦点。プレスを回避できるか

 シーズン開幕から公式戦3試合を戦い、2勝1分と上々のスタートを切っている神戸。リーグ開幕戦では粘り強い戦いぶりで昨季J1・2位のG大阪に1-0で勝利し、ルヴァンカップの大分戦では大きくメンバーを入れ替えた中で3-1の逆転勝ち。前節・徳島戦は難しい試合展開に陥り、先制点を許したものの最終盤に追いついてドローに持ち込んでいる。リンコンとアユブ・マシカ、負傷離脱中のアンドレス・イニエスタやGKを除き、所属するフィールドプレーヤー全員がすでにピッチに立ち確かなプレーを見せるなど、ACL出場権獲得という目標へ、チームの心技体が充実した状況にあることを示している。
 ただ、前節の徳島戦はやや物足りない戦いだったのも事実。特に前半は強烈な向かい風の中で、前線からプレスをかける相手を“ひっくり返す”フィードを活用できなかった面もあるが、地上戦では多くの場面で相手のプレスにつかまりミスが続発。右SBの山川がバックラインに残り、左SHの井上がビルドアップに加わる可変的なボール回しは、徳島自慢のハイプレスの餌食になることも少なくなかった。山口、セルジ・サンペールという個でもボールを収め、展開できるプレーヤーがボランチを務めているとはいえ、全体のボール回しの円滑さを欠けば、一転してボールの奪われどころになってしまう。
 今節のFC東京はJ1でも屈指のハイプレスの力量を備えるチーム。相手の決定力に助けられた前節とは異なり、ゴールを決め切る能力のあるプレーヤーも多い。選手個々やチームのクオリティーに妥協なく向き合い、強敵にひるむことなく堂々と対峙したい。(文・小野 慶太)

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