番記者メモ：新人ストライカーは日々成長中！ 金園英学/ 磐田担当 南間健治

山田、小林と共にこのルーキーも開幕戦でプロデビューを果たしたことを忘れてはならない。試合終了間際に投入され、わずか1分間の出場ではあったが、「サポーターのみなさんが自分の名前を何度もコールしてくれた」と感想を話し、ピッチの雰囲気を肌で感じた。14日の松本山雅との練習試合では3得点の活躍。ただ、試合後は「（得点は）たまたまです」と控えめにコメントするなど、その姿勢は実に謙虚。「ヤンツーさん（柳下監督）にも言われていますが、（課題は）ボールがない時の守備」。チームでは守備のタスクも求められるが、課題を一つずつクリアできればスタメン出場も見えてくる。「（試合に）出たらやってやろうという気持ちもあるが、まずはしっかり準備していきたい」と意気込みを語る。と、その時そばを通りかかった川口に「得点王！（笑）」と、つっこまれる一幕も……。新人FWは“愛されキャラ”としてすっかりチームに溶け込んでいるようだ。