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[東京23FC]新監督に就任した土屋征夫氏、「チームのため、人のために戦える集団を作りたい」。15日にはセレクション開催

2019/12/10 17:41 1



 12月9日、関東リーグ1部の東京23FCが、土屋征夫氏の来季からの監督就任を発表した。

 土屋氏は先の10月、今季限りでの引退を発表。25年にわたるプロ生活にピリオドを打った。そして2018シーズンから所属していた東京23FCで選手からコーチに役割を変え、指導者としての歩みをスタートさせていた。

「ずっと、チームのため、人のためにという思いでサッカーをやってきた。そういう選手の集まりであるチームを、ここで一緒に戦ってきた選手たちともに作りたいと思った。この3カ月、指導者としてやってきたけれど、みんながサッカーに対して本当に良い取り組みをしていた。全力でやってくれた。だから、このみんなの元で、何か出来ないかと考えた。そうしたときに、オファーをいただいた」

 本紙の取材に対して、就任理由を語った土屋新監督。監督業としてはスタートになるが、「一つひとつの練習から、情熱をもって選手たちと話し合う。そうして選手からも学んでいきたい。練習は、厳しい面もあると思うけど…」。高卒後にブラジルでプロになり、帰国してからはV川崎(現・東京V)、神戸、大宮、柏、東京V、甲府、京都でJリーグ通算511試合に出場。45歳まで現役を続けて、計り知れないほどの経験を得た。「コミュニケーションをとること、コーチングで人を動かすことなどを特長としてやってきた。自分はコーチタイプだと思うし、将来はトップリーグでコーチをやりたい。その上でも、これから全力で取り組んでいきたい」。現在の決意を語っている。

 なお、東京23FCでは、第2回セレクションを12月15日(日)に予定している。土屋新監督も「一緒に戦える選手に来てもらいたい」と呼びかけていた。

写真:©東京23FC




BLOGOLA編集部

(提供元:サッカー専門新聞ELGOLAZO)


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