大方の予想を覆す、まさかのゴールラッシュ
失点数がリーグ最少で、7試合連続無失点のリーグ記録を樹立していた浦和。一方でリーグ失点数が2位で5試合連続無失点中のFC東京。今季は守備の数字が光る両チームの対戦だったが、フタを開けてみればゴールラッシュとなった。
口火を切ったのは6分、梅崎のゴールだった。立ち上がりから良いリズムで試合に入った浦和は、ボールを奪ってからの素早い展開と見事なシュートで先制に成功した。しかし、その後は一転、FC東京ペースに。9分に太田のCKを高橋が決めて同点に追い付くと、15分には武藤が浦和最終ラインの裏を取ってゴールを決め、あっという間に逆転。さらに23分には河野が自ら得たPKを沈めて3-1とリードを広げた。枚数を合わせてくるのではなく、受け渡しとスライドの守備で対応していたFC東京に対してなかなかチャンスを作れなかった浦和だったが、…