ハイテンポな試合の勝敗を分けた要因は、決定力の差
速いゲームテンポを好む鳥栖に対し、遅いゲームテンポを好む横浜FM。この日も遅いゲーム運びをすると思われた横浜FMだが、中村という核を欠いた中で高い位置から積極的にプレスを掛けに出たこともあり、スピーディーな試合展開となった。
強い風が吹く中での試合となったこともあって、前半は風上に立った鳥栖のロングボール攻勢により迫力が出る展開となった。また、守備でもG大阪戦(第26節/1●4)ではハーフラインまで豊田と池田が下がる形でセットしていたが、この日はミドルサード手前の位置まで押し上げ、プレスに行く姿勢も示した。
攻勢の鳥栖は、38分に横浜FMの佐藤のヘッドをライン上で丹羽がクリア。そのままカウンターに持ち込み、…