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J1リーグ 第13節
9/25(日) 14:00 @ ユアスタ

仙台
1
0 前半 1
1 後半 1
試合終了
2
名古屋

Preview 試合プレビュー

勝つしかない名古屋。“攻撃的な”田口が仙台を攻略する

2016/9/23 6:00

■ベガルタ仙台
必要なのは勝利への執念。勝ち点3を取る戦いの徹底を

 仙台にとってこの試合のポイントは、勝ち点3を取るための戦いが徹底できるかどうかにある。
 仙台は前節・甲府戦(1△1)で、敵地で追い付き勝ち点1を得た。リャン・ヨンギが戻った一方で、負傷者リストにウイルソンが加わり、主力の三田と大岩を同時に出場停止で欠いた。その状態で試合の主導権を握り、引き分けに持ち込んだ。結果は上々と言えるかもしれない。今節の仙台は、引き分け以上でJ1残留が決まる。だが、現在の仙台は3年以内でタイトルを獲れるチーム力をつける過程で、2年目にあたる。今季は当初から、年間勝点トップ5入りを目指してきた。前節で得た勝ち点1は収穫だが、失った勝ち点2をいかにして取るべきだったか、いまならず未来のクラブのためにも、自らを戒めなければならない。
 甲府戦後に渡邉監督はロッカールームでチームに「『あとは決めるだけだね』という話は、なしにしよう」と呼びかけた。この一戦でJ1初ゴールを決めた西村拓真も「勝ち点3を取ることのほうが大事なので、とても悔しい」と、満足しない。
 名古屋戦は、その勝利への執念を結果に結び付けなければならない。激しくなった競争を勝ち抜いたメンバーが、残留のために必死で圧力を掛ける名古屋を退けられるか。多くの経路から攻撃を組み立てるだけでなく、確実なフィニッシュにつなげられるか。リードを守るために、はっきりと相手をつぶしてボールを奪うポイントで守り抜けるのか。何より、球際での1対1や走力で勝てるかが問われる。
 2nd第8節・柏戦(4○2)以来勝っていないユアスタで、サポーターに勝利を見せるべき試合でもある。22日にここで天皇杯3回戦を戦う権利を失った悔しさのぶんも、仙台は勝利を重ねなければならない。(板垣 晴朗)

■名古屋グランパス
他会場の動向は関係ない。勝たないことには始まらない

 他会場、年間勝点15位・新潟、同14位・甲府の動向は関係ない。奇跡のJ1残留に向けて名古屋に求められるのは、勝ち点3の奪取。指揮官が標榜する自分たちのサッカーを信じ、結果に昇華する作業だ。
 ジュロヴスキー監督が進めてきたポゼッション戦術は確実に浸透してきている。前節・G大阪戦(1●3)では数的優位を作るビルドアップが機能し、敵陣深くのクロスから圧力を掛けた回数も増加。結果的にビルドアップ時の判断ミスから敗れたものの、決してネガティブな内容ではなく、今週も同じやり方の中で攻撃のバリエーションを増やすことに力が注がれた。やるべきサッカーは今節も変わらない。
 また、戦力が戻ってきたこともチーム状態を上向かせた要因だ。現在のチームには離脱者がほとんどいない状態。今週にはハ・デソンが本格的に復帰を果たしたことで、小川の右ウイング起用が試されるなど、複数のメンバー構成が見られた。指揮官にとってもうれしい競争原理が働いている。
 もちろん名古屋には時間がないのも事実。内容の良化だけでは事足りず、「試合で点につながらないと自信にもならない」(磯村)。G大阪戦のようなミスが起こらないように全員がサポート意識を持ち、いまの手ごたえを得点につなげられるか。「チャンスをモノにする!」。練習中から闘莉王の激しい活が入れられたように、自分たちのサッカーの中で勝負にこだわるプレーを貫きたい。
 残り5試合で、残留圏との勝ち点差は2試合分の『4』。残留に向けた目下のミッションは、1試合で逆転できる位置に肉薄することだ。「1試合差にすれば何かが起こる」(闘莉王)。他会場の結果次第ではあるが、勝たないことには始まらない。(村本 裕太)

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