ゴール、アシスト、献身性
山村和也の進化が止まらない。直近のC大阪の数試合を見た人は、前線で躍動する背番号24の姿に目を奪われたはずだ。第11節の広島戦からリーグ戦3連勝で暫定3位に浮上したチームの核となっているのは、間違いなくこの男だ。
広島戦では、緩急をつけたドリブルで0-1からの同点ゴールをアシストし、続く第12節の大宮戦では、打点の高いヘディングで得点。前節・神戸戦での活躍も圧巻だった。FW顔負けの裏への抜け出しから先制点を挙げれば、クロスから水沼の決勝点をアシスト。80分には、自身が敬愛するジネディーヌ・ジダンばりにDF3人に囲まれながらもキープし、絶妙なスルーパスを送る場面もあった。