■町田
相馬 直樹監督
最後をどう締めるかという段階だった
「多分栃木さんのプランとしては、少し守備的にする中で前半をゼロで抑えて、後半は選手交代を含めて、少し巻き返すという後半勝負のゲームプランだったのではないかなと、試合のスタートのときから考えていました。そういった中で前半は自分たちが前にしっかりボールを進めながら、チャンスを作ることができました。得点は1つでしたが、しっかりとそういう良い時間帯に点を取ることができて、後半に折り返すことができたと思います。ただ、後半も決して入りが悪かったわけではないと思いますが、立ち上がりの時間帯の中で、5分の間に1点を取られて、そして後半も相手がかなり徹底してきた中で難しい時間帯はあったのですが、そこを粘りながら追加点を奪って、もう一度突き放すことができたので、あとは最後をどう締めるかという段階でした」
井上 裕大
前めのポジションを取っていたからこそ生まれたゴール
「(こぼれ球を拾って、ミドルシュートを打てる場面が増えてきていましたが、その結果がゴールにつながりましたね)若干ポジショニングを前めに取ろうとした結果です。リスク管理の部分で後ろに残り過ぎず、前を少し意識しつつ、後ろは後ろの選手に任せるといった前めのポジションを取っていたからこそ生まれたゴールかもしれません。2次攻撃を仕掛けられるポジショニングを取るようにしています」
■栃木
田坂 和昭監督
次の試合に向けて準備していきたい
「選手たちは最後までよく走っていましたし、相手は球際は強かったですけど、特に後半はファイトできていました。良い部分をいえば、相手に常に先手を許す中で最後に追いついたことは成長している証かなと思います。とはいえ、相手のストロングは分かっていたんですが、分かっているところでやられている。まだまだ課題があり、修正しないといけないと思います。それこそがサッカーの難しいところなんですが。今週はかなり相手のことを話して、相手のストロングを消そうという準備をしていました。だからこそ、あえてシステムの立ち位置を変えて[4-3-3]でスタートしましたが、その中で失点してしまったと。今日出たような課題をチームとして克服して、レベルアップしていければ、今後いろいろなパターンやプランを立てていけると思っています。何よりも勝点1が奪えたことが選手たちにとっては励みになりますし、引き続き次の試合に向けて準備していきたいです」
寺田 紳一
自分へのパスコースが空いていた
「(良い形からの同点ゴールでした)ありがとうございます。右サイドで良い形で(浜下)瑛と(西谷)和希が崩していたので、ボランチから点を取るのは、ああやってゴール前に入っていくしかないと思っていたので入っていきました。自分へのパスコースが空いていたのでボールが来たらいいなと思っていたら出してくれたので良かったです」…