ルーキーながらすでに開幕から4試合連続で先発出場。FC町田ゼルビアの主軸として活躍している庄司悦大選手が22日、専修大の卒業式に出席しました。大学の友人たちと“最後の時間”を過ごした庄司選手は「いい仲間に出会えていい学生生活でした。卒業式に出席して改めて社会人としての自覚が芽生えたし、リフレッシュもできた。友達とはサッカーの話は特にしていませんが、社会人で頑張ろうという話をしました」と卒業式の感想を話してくれました。
卒業式には庄司選手自らの提案で、FC町田ゼルビアのオフィシャルスーツとクラブピンバッジを着用して出席。「町田は今年からJリーグに上がったばかりなので、サッカーを知らない人には『ゼルビア』の名前が広がると思って、オフィシャルスーツとピンバッジを着用して卒業式に出席しました。サッカー部の選手たちには『そんなピンバッジいらないよ』とイジられた。効果はあったと思う」と、“ゼルビア宣伝部長”としての役目を果たしたことを強調していました。
また、庄司選手は千葉の町田也真人選手とともに初の大学日本一に輝いた功績を称えられ、同大の『川島体育賞』を受賞。壇上で表彰状を受け取りました。「ジェフと対戦するときは(町田)也真人と戦いたいので、お互いが試合に出られるように誓い合った」と庄司選手。仲間からライバルへと変わった二人は、これからJリーグの舞台でしのぎを削ることになります。どうやら卒業式は庄司選手にとってたいへん有意義な時間となったようです。

23日の練習でクールダウン中の庄司選手(左)