Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第4節
3/21(日) 16:00 @ Ksスタ

水戸
3
2 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
町田

Preview 試合プレビュー

激しき攻防。互いに「前」へ

2021/3/20 9:00

■水戸
水戸、チームの原点を見つめ直して今節へ

 前々節・北九州戦では先制されながらも、攻撃的な姿勢を貫いて逆転勝利に成功。その勢いに乗りたかったところだが、前節・磐田戦では左サイドが崩壊し、同サイドから押し込まれて3失点の敗戦。新システム[4-3-3]の成熟度の低さを露呈した。「プレー面にも戦術面にも100%満足していない」と秋葉監督は憤り、「今年は4チームが降格するし、このままではとんでもないことになる」と危機感をあらわにした。
 それゆえ、今週はチームスタイルの原点を見つめ直すことに力を注いだ。
 2日間のオフ明けに行われた17日のトレーニング前には1時間15分のミーティングを実施。攻守の戦術について再確認を行った。トレーニングでは戦術的なメニューを多く取り入れ、連係面の向上を促した。
 3試合で6失点を喫している守備のテコ入れも行われたが、それ以上に秋葉監督が選手たちに求めたのが「前にボールを出す」意識。練習中、「バックパスに頼るな!」と秋葉監督の声が響き渡っていたように、昨季から貫いている「前」を強く意識するスタンスをあらためてチームに注入。そして、3トップの強みを発揮しようとしている。
 対する町田はハイプレスを武器としており、今節も水戸に強烈な圧力をかけてくることだろう。プレスをかいくぐって、相手陣内に押し込む時間を多くすることが求められる。
 新たなトライをしているからこそ、つまずく時はある。大事なのは、その反省を次に生かすこと。前節の痛みを力に変えて、水戸はさらに強くなる。
「自分たちのやるべきことを100%やれば勝てる」(三國)。自信を胸に今節に挑む。(文・佐藤 拓也)

■町田
町田、セカンドボールワークと球際で上回れ

 今節対戦する水戸は、開幕3試合で戦ってきた相手とは、明らかに毛色が違う。山形、磐田、東京Vはボール保持にこだわるチームだが、水戸のスタイルはボール保持が前提ではない。ハイプレスが基本線でアグレッシブ。強気に縦にベクトルが向けられた相手に対して、まずは気持ちで後手に回っていては話にならない。佐野は言う。
「水戸との試合はセカンドボールが大事になる。セカンドボールを拾えれば、相手が前から来ているぶん、回収した後に相手を裏返して、後ろ向きの状態で守備をさせることができる。相手の姿勢や目線を後ろ向きにできれば押し込める」
 ピッチ上で繰り広げられるセカンドボールワークと激しい球際の攻防。実にJ2リーグらしいバトルが展開されるはずだ。中島はセカンドボールを焦点に挙げた佐野に追随するようにこう言った。
「バチバチ来る相手に対して、セカンドボールでも球際でも負けてはダメ。それは町田のよさでもあるし、水戸のよさでもあるので、上回りたい」
 また水戸のハイプレスをいかに回避するかも焦点だ。前節の東京V戦の後半、町田は相手の前線からのプレッシングに全体の陣形が間延びさせられたことで危険なスペースが生じ、そこを使われることで後手に回った。町田の両CBがプレス耐性のあるタイプではないことも踏まえ、序盤は割り切ったロングボールの多用も有効だろう。そうしてセカンドボール勝負の色合いを深めることで試合のペースを掌握するのも一つの手だ。
 ボールを握った後に追求すべき道筋は、ゴールへの最短ルート。中島は対人に強い相手の両CBの特徴を踏まえ、「連係で裏を突いていきたい」と水戸攻略のイメージを膨らませている。(文・郡司 聡)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会