■名古屋
長谷川 健太監督
後半出たメンバーで仕留められたのは良かった
日程的に厳しい中で、両チームとも非常に難しいゲームだったと思いますが、その中でしっかりと18人が力を合わせて戦ってくれたと思います。前半はチャンスもありつつも、いつものペースではなかったと思います。ただ、しっかりとゲームを作ってくれました。後半出たメンバーでしっかりと仕留めることができたのは、非常に良かったと思います。やっぱりG大阪の選手も一発を持っている選手がいるので、1点差は最後まで気の抜けない展開でしたが、ホームでの久しぶりの勝利なので、最後はもう堅くではないですが、もう1点(取る)よりもしっかりと勝ち切るという部分にシフトしながら戦う展開になってしまったと思います。ゴールデンウィークに非常に多くのサポーターが来てくださった中で、最後に良い形で勝利をプレゼントすることができて良かったと思います。(疲労度の高い中で勝ち切ったことをどう評価するか?)本当によく勝ち切ってくれたと思います。今日は内容が良くて勝利がつかめればそれに越したことはないと思いますが、まあ割り切るところは割り切って、勝点3というところにコミットしながら戦えたのは良かったと思っています
森下 龍矢
プレーが良くなくても、ビッグチャンスを決め切りたい
(こう着した展開にもなったが?)自分が狙いとしていたところ、仕掛けとか、クロスとか、シュートでやり切ろうみたいなところはなかなか発揮できなかったですが、ビッグチャンスは1本あったので、そこで決めるかどうかが、これから欠かせない選手になっていけるか、いけないかの境目だと思います。どんなに良くないプレーをしていてもああいうチャンスは1回来るので、絶対にそこを決め切る。その精神力と、あとは集中力を研ぎ澄ませたいし、練習していきたいと思います
■G大阪
ダニエル ポヤトス監督
守備のもろさのところでやられてしまった
チームとしては大き過ぎる罰を受けてしまった印象を持っています。きっ抗した展開で進んでいた中で、両チームにチャンスというチャンスがなかった試合展開だと思っていましたが、後半に守備を漏らさないというところ、ここはチームとして改善しているところで着目しているところなんですが、今日は守備のもろさのところでやられてしまって、そこでポイントを落としている。全体を振り返るとコントロールできているシーンもあったと思いますし、最後に押し込む展開の中で、決め切るというところも重要になってくると思っています。(三浦 弦太選手と宇佐美 貴史選手がベンチスタートでしたが、ゲームプランは?)休みを与えるということでベンチスタートにしました。中2日のレギュレーションの中で、アウェイのゲームはホテル泊や移動の面などいろいろと考えると、なかなか難しい状況で、彼らには休みが必要かなと思って与えました。この中2日の日程でプレーするのは本当に厳しくて、それは名古屋さんにとってもキツいところがあると思いますし、言い訳ではなく全チームにとって中2日は日程的にキツいところがあると思っています
福岡 将太
“たられば”が出てくるのが正直な感想
(失点の場面について)言葉にするのは難しいですけど、やっぱり対処できる失点ではあったし、クリアの方向が合っていたのかという本当に小さなことですけど、そこに目を向けるしかないと思います。(体いっぱいに投げ出していたように見えたが?)その1つ前にどうやってマークを確認するかとか、映像を見返したときにもっとディエゴ(クォン ギョンウォン)を後ろにすれば良かったなとか、いろいろと“たられば”が出てくるのが正直な感想です…