■YS横浜
倉貫 一毅監督
これだけやれるというのが僕の基準になった
水戸さんはインテンシティーも高く、良いチームだなという印象を持っていました。最後はかなり押し込まれながらも、上のカテゴリーのチーム相手に1点を守って勝てたというのは非常に良いゲームだったと思います。モチベーションを高く臨んだことに対しては、彼ら(選手たち)を称えたいなと思います。ただ、最後試合が終わってから彼らには『君らはこんだけできるんや。これを基準にしないといけないよ』という話を少ししていて。これだけできる。じゃあ、次のJ3のリーグ(第3節・松本戦)で『なぜこの士気の高さを持てなかったのか』という話になってはいけない。ちょっとモチベーションが高かったからできるのではなくて、いつもこれをやる。その点に関してはチームとして彼らに伝える1つのきっかけになったし、彼らも気づく1つのきっかけにもなったというのはすごく良かったと思います。変化も出て、かつ、成長ができる機会を与えていただきました。選手たちがこれだけやれるというのが僕の基準になりました。次(1stラウンド2回戦)はJ1のFC東京とやれるので、またそこを成長できる場にしたいです。成長するためにやっぱり勝ちに対して本当に全力で向かっていくこと。ただ、だいぶ先になるのでそれは置いておいて、次の松本山雅戦に向き合っていきたいです
松村 航希
本来の120%ぐらいの力が出た
(この勝利の意義は?)この中2日で厳しい戦いの中、みんなが自分の全力を出したことがこの結果につながったので、非常にうれしいです。モチベーションはかなり高かったと思います。本来の120%ぐらいの力が出たのではないかなと。ただ、これをやっぱりベースにしていかないといけないことは監督も言っていました
■水戸
濱崎 芳己監督
やれなかったことが多いとこういうゲームになる
まずは平日にもかかわらず、200人近くの方がこのスタジアムに駆けつけてくれました。それに対して、勝利で応えることができなかったことがすべてです。自分たちが相手に対してやれたこととやれなかったことがあった中、やれなかったことがあれだけ多く出てしまうとこういうゲームになる。そういうところが出たゲームでした
髙岸 憲伸
相手の前残りの選手が浮いてしまった
寺沼 星文選手と久保 征一郎選手のところでボールが収まることは最初の数プレーを見て分かりましたし、そこに入っていく意識を持っていましたが、前に行くことを優先してリスク管理のところで相手の前残りの選手が浮いてしまって、逆にカウンターを食らうシーンがありました。すべてが狙いどおりにいったわけではありませんでしたが、あの時間帯に点を取れなかったことが今日の結果につながったと思います…