■岡山
木山 隆之監督
ゴールを生むまでは到達できる感じではなかった
立ち上がりから自陣から出られない時間もあって、でもそこはなんとかしのいで、少し前に出ることも増えてきて自分たちのボールの時間もあったんですけど、そこでなかなか思うように攻撃できなかったり、チャンスを作れなかったり、という中で時間を過ごしたかな。(早川)隼平が1本シュートをバイタルで打ったけど、相手は多分3回ぐらいチャンスがあったと思うので、自分たちのホームでやりたいことができた前半ではなかったかなと正直思います。後半はもう少しテンポよくプレーすることと、ゴールに向かっていく人、フリーな人に早くボールを預けながら、ゴールに向かっていく人にもっとボールを供給していこうという話をしてスタートし、多少意識は上がったかなと思いますけど、相手の守備陣形を崩すところまではいけなかったかなと。途中交代で入った選手たちが少し活力を出してゲームを戻していくようなことは感じられました。ただ、ゴールを生むまではなかなか到達できる感じではなかったかなというのが正直な印象です。もちろん、引き分けが5試合続いていて非常に悔しい思いをしていますけども、今日の試合、1試合単体だけを見ると、3ポイントを取れたなという試合ではなかったかなと思う。自分たちのいまちょっと欠けているところをしっかりとみんなで見つめ直しながら、また次の試合に向かっていきたいと思います
田部井 涼
点を取れず、まだまだだなと思った
4カ月ぶりくらいに公式戦に出させてもらいましたけど、この4カ月間も練習から自分のチームが結果として負けないことをずっと意識してやってきましたし、紅白戦でも絶対に勝てるように、勝負にこだわってやってきたので、今日もそこを出せたらいいなと思っていました。けど、押し込めるシーンは作れていましたけど、やっぱり最後のところでセットプレーも含めて点を取れるか取れないか。取ることが上に行くために必要だと思うので、自分がまだまだだなと思いました
■大分
片野坂 知宏監督
良い準備をして、良いパフォーマンスを出してくれた
われわれにとって、この3連戦の3戦目。中2日というタイトなスケジュールの中、まず今日のゲームに対して選手が良い準備をして、良いパフォーマンスを出してくれたと思う。選手に本当に感謝したい。リーグ(前節)のアウェイ・愛媛戦、そしてホームでの天皇杯(ラウンド16・京都戦)を連敗で悔しい思いをして(本拠地・レゾナックドーム大分での試合だったが、天皇杯は中立扱い)、今日はまたアウェイで5位の岡山さんを相手に厳しい試合になるという覚悟を持って、選手はそういう中でも勝点3を本当に求めて、集中力を高くハードワークをしてくれた。あわよくば勝点3を取りたかったという思いもありつつ、岡山さんの強固な守備を相手にいくつかチャンスを作れたことは、自信になると思う。守備についても久しぶりのクリーンシート。粘り強く、集中力を高くサボらずにやってくれたことが勝点につながったところだと思う。残り10試合も1つも落とせないゲーム。すべてで勝点3を取れるよう、また回復して、ホームの2連戦に向けて良い状態を作り、連勝できるように準備していきたい
安藤 智哉
3バックを含めて全体が意思疎通をとれていた
(相手も強力な攻撃陣が多い中、リーグ戦5試合ぶりのクリーンシートとなりました)ムン(キョンゴン)くんを中心に3バックを含めて全体がコミュニケーションをとれていた。途中で1人少なくなったが、鼓舞する声が連鎖して最後まで戦えた。これが1試合だけでなく、毎試合やれるようにしたい。この先もあるし、自分ももっともっとやっていかないといけないと、ここ数試合感じている…