■横浜FM
スティーブ ホーランド監督
全員がチームのためにプレーする姿勢を見せられた
本当に大変な1週間でした。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16第2戦・上海海港(中国)戦があり、それを勝利して準々決勝に進むことができました。それが今日のリーグ戦の勝利を後押ししてくれたと思っています。選手全員が犠牲になりながらもチームのためにプレーする姿勢を見せることができました。2つのゴールの質はとても高かったです。攻撃では自分たちの動きからチャンスを作り、前半は(アンデルソン)ロペスがシュートを打ちました。この1週間で合計6得点を奪い、2連勝できたことは自分にとっても、チームにとっても大きいと思います。(自身のJ1初勝利となりました)言葉でどう言い表せばいいのか分かりませんが、今日のキックオフ前ではACLEとリーグ戦を4試合ずつ戦ってきました。昨季王者の神戸も同じようなスケジュールで戦っていますが、お互い大変なところを感じているはずです。まずはリーグ戦で1勝できたことは喜ばしいですし、今日で公式戦9試合を終えて、5勝3分1敗です。短い期間でかなりの試合数をこなした選手を誇りに思います。そして、まだまだ修正点はあるので、満足することなく、成長しないといけません。次節(・岡山戦)からリーグ7連戦を戦うので、そこにフォーカスし、今日の勝利でチームが良い方向に向かい、上位に食い込めるようにしていきたいです。そして、4月下旬からはACLE準々決勝が控えているので、現状をとてもポジティブに捉えています
遠野 大弥
1人かわせたことがドリブルのスイッチになった
(ご自身のゴールシーンを振り返ってください)前を向いた瞬間に相手のDFの選手が中を切ってきたので、外にドリブルして足を振ってみたら入りました。監督からは中に入って、ビルドアップに参加したり、攻撃に関わるように言われています。フリーになるので、そのメリットが出たと思います。(ヤン マテウスと)目が合ったので準備して、1人かわせたことがドリブルのスイッチになりました
■G大阪
ダニエル ポヤトス監督
内容としては良いプレーが多かった
悲しく、痛い敗戦になりました。すべての局面において、自分たちがマリノスさんを上回っていたという感覚があります。スタッツをまだ見ていませんが、良い数値が出たのではないでしょうか。ただ、マリノスさんも偉大なクラブなので、2つのチャンスを生かし切りました。特に2失点目は個人の質だったと思っています。結果ではなく、内容にフォーカスすると、良いプレーが多かったのでポジティブに考えていきたいです。次につなげるために前向きに進んでいきたいですし、次のルヴァンカップ(1stラウンド1回戦・高知戦)も勝って歩みを続けていきたいです。(途中投入したデニス ヒュメット選手を最初、左サイドに配置した理由と彼の評価をお願いします)左に入れた理由は相手にポゼッションをされていた場面もあったので、黒川(圭介)のサイドをサポートする狙いがありました。攻撃に関してはポゼッションしながら押し込むこともできていたので、中に入りながら攻撃の厚みを出す狙いもありました。まずデビューできたことが良かったです。チームの動きに対し、自然に体が動くまでまだ適応時間は必要ですし、リズムをつかみながら馴染んでいってほしいと思います
一森 純
良いサッカーをしていただけに、余計に悔しい
マリノスの選手はクオリティーの高い選手がそろっているので、ワンチャンスを決めてくるなと……。良いサッカーをしていただけに、余計に悔しかったですね。今日に関しては仕留めるところを仕留め切ることに尽きます。それは前線の選手だけの責任ではありません。みんなで攻守において戦っている中、チームとして取り切らないといけない場面でした…