■今治
倉石 圭二監督
無失点はダニーロの貢献があったから
(3)連勝が懸かった試合でホーム初得点、初勝利を目指して取り組みました。サポーターの方たちの後押しもあって、アクシデントがあった中でも選手たちはよく戦ってくれました。チャンスは作れていましたけど、なかなかそこを決め切ることはできなかったので、そこは今後の課題として次につなげるところかなと感じています。(ピンチはあったが、ダニーロ選手も復帰し、無失点に抑えることができた)(ダニーロは)ケガをしている中でもフェイスガードをつけてプレーしてくれました。ディフェンスラインでチームを統率、鼓舞してやってくれて、無失点に抑えられたことは彼の貢献があったからだと思います。(5試合が終わって勝点8という結果への評価は?)もちろん1試合で勝点3を目指してはいますけど、昇格へ向けては試合数×2というところを目安とし、この時点で勝点10を目指していました。われわれは7試合区切りで考えていますので、あと2試合で勝点を重ねて、(7節を終えて)勝点14を目指していきたいと思います
笹 修大
足を動かすことは意識して入った
(イレギュラーな状況でピッチに立ったが?)(急な出場で)体の面ではまだ温まっていなかったですけど、ピッチに入ったときはチームに勢いを持たせようと思いました。気持ちの面でも足を動かすというところは準備ができていなくてもできるところだと思うので、そこはすごく意識してゲームに入りました
■富山
小田切 道治監督
攻撃はあまりうまくいかなかった印象
局面でバトルするところだったり、引き続き継続しているところは前への矢印を止めないこと。それを念頭に置いて試合に入りました。ゲームは一進一退だったと感じています。もちろんピンチもありましたけど、自分たちにもチャンスがありました。そういう決め切るところ。あとはそこへボールを持っていくための質の部分は今後の課題になってくると思いますけど、良い守備から良い攻撃という部分では前半はうまく試合に入れたと思います。ハーフタイムで守備のところと攻撃の狙いを明確にして臨みましたけど、攻撃のところはあまりうまくいかなかった印象があります。ただし、クロスからの守備でピンチはありましたけど、崩されている場面はほとんどありませんでした。そこは継続して自分たちの強みにしたいと思います。攻撃のほうではアクシデントがあって(碓井)聖生が代わったところでプランを変えながらどう勝ちに持っていくか、相当悩みました。最後は(最終ラインを)5枚にした中でも下がらず、前へ行き、高さを入れてセットプレーで取ろうとしました。最後は惜しいシーンがありましたけど、点が取れなくて非常に残念に思います。ただ、攻撃がすごく調子の良い今治さん相手に無失点に抑えられたことは選手の頑張りがあったからだと思いますし、そこは次につながるところだと思っています
今瀬 淳也
頑張って守れたことはプラスになる
(この勝点1をどのように受け止めているか?)最低限の勝点1だと思います。J2に上がってきて、こういう勝点1はすごく大事になってくると感じていますし、J3で散々勝点1に泣いてきたので、その重要性はみんなが分かっていると思います。チームとしては終盤押し込まれた中でもよく頑張って守れたことはプラスになると感じています…