秋田 豊監督「後半はアグレッシブなサッカーを表現できた」

■高知
秋田 豊監督
後半はアグレッシブなサッカーを表現できた
前半の入りが良くなく、その影響を最後まで引っ張ってしまいました。ただ、後半になってメンバー交代をした中でアグレッシブな自分たちのサッカーが表現できました。選手たちは、頭の中を切り替えてやってくれたと思っています（ハイラインから激しいプレッシャーを掛ける中、背後へのリスクもあったが、その中でもあまり多くのチャンスを作らせていなかったが？）ハイプレスとブロックを作った中での守備の部分では、正直そこまで危ない場面を多く作られたとは感じませんでした。そこはトレーニングからずっとやってきているところなので、非常にうまいチームでも、ポゼッションをしてくるチームでも、どんなチームでもケアできるような準備はキャンプのときからやってきていました。そこはうまく相手の良さを消すこともできましたし、プレッシャーを掛けて中盤でボールを奪えた場面も多かったです。ただ、自分たちの足らないところはそこから攻撃につなげていくところ。そこのクオリティーはＧ大阪さんに比べたら非常に低い。一度のカウンターのところでの宇佐美（貴史）選手のゴール。ああいうところでのクオリティーの違いを感じたゲームでもありました

小林 心
溜めながら中に入ろうと意識していた
（自身の得点場面を振り返って）ここ何試合かは早くボックス内に入り過ぎてクロスが合わない場面がありましたけど、今日はしっかり溜めながら中に入ろうと意識していました。溜めたところで良い形でクロスが入り、（三好）麟大選手が前にいたんですけど、『スルー』と声をかけたらスルーしてくれました。そこでうまく（トラップで）前にボールを落とすことができたのが決め手だったと思います

■G大阪
ダニエル ポヤトス監督
我慢しながら勝てた試合だった
こういった大会でこのような展開になることは想定内のことでした。その中で自分たちは良い試合の入り方ができたと思います。キレイなサッカーではなかったかもしれませんけど、自分たちが予想した範囲内の良い入りをしながらの試合を展開できたと思っています。高知さんが縦に速いサッカーをしてくる中でも、しっかり自分たちがリズムを扱えていたのではないかと思います。後半もしっかりゲームをコントロールする中で失点をしてしまい、相手に少し流れを持っていかれる展開にもなりましたけど、我慢しながら勝てた試合だったと思います。他会場を見てもＪ１のチームがＪ３のチームに勝つということは簡単なことではありませんが、そこで勝てたことは良かったと思います（大幅なターンオーバーをせず、リーグ前節・横浜FM戦の先発からフィールドプレーヤーの半数をこの試合でも起用したが？）目の前の大事な試合に勝つことだけを考えたメンバー構成をしました。高知さんのスタイルに自分たちは絶対苦しむ展開になることも分かっていたので、そういったところも考慮しながら選手を選びました。そんな中で勝ち切れたことは良かったと思います

唐山 翔自
点を取ることもできて、うまく試合に入れた
（アクシデントがあった中、前半途中に急きょの出場となったが？）急な出場で、最初はちょっと自分の中でフワフワしているところはありましたけど、点を取ることもできましたし、うまく試合に入れたと思います（自身の得点場面を振り返って）競ったあとに（デニス）ヒュメットが抜け出して、そのまま得点が決まれば良かったですけど、もしかしたらボールがこぼれてくるかもしれないと思いました。しっかり詰めることができて良かったと思います…