■群馬
沖田 優監督
この3カ月やってきたサッカーを出し続けてくれた
初出場や初スタメンの選手もいた中で、自分たちがこの3カ月やってきたサッカーを120分を通して出し続けてくれた成長、成果をすごく感じた試合でした。そのぶん、なんとか勝たせてあげたかった。勝たせられなかった自分に対して悔しさがすごく大きいですけど、選手たちはやり続けてくれたので、選手たちのことはすごく評価しています。だからこそ、長崎さんは強かったというところですね。
(自分たちのスタイルを表現できた時間が多かったと思いますが、手ごたえはいかがですか)
力のある、強い長崎さんに対して、普段のスタメンとはまったく違うメンバーでも同じようなサッカーができる、誰が出ても自分たちのスタイルのサッカーをできると。それを出し続けてくれたこと。先に点を取れたこともそうだし、追いつかれたあとも続けたし、追加点を取られたときも続けたし、点差が離れても最後の最後まで続けたし、選手たちに対しては素晴らしい120分だったと思っています
菊地 健太
後半はどうしても点差を考えてしまった
内容よりも結果が大事なカップ戦だったので、非常に勝ちたかったですし、悔しい気持ちですね。
(自分たちのスタイルを表現できていたからこそ、悔しさも大きいと思います)
前半はうまくいっていましたけど、後半はどうしても点差を考えてしまって、蹴ってしまう場面や受ける場所に人がいなかったり、あとは走力の部分であったり、そこを突き詰めていかないと勝てないなと。J2の長崎さんは強かったので、もったいないなと思っています
■長崎
下平 隆宏監督
いろいろな意味で収穫のあったゲームだった
ルヴァンカップの初戦はどこのチームも苦労したり、カテゴリーが違う中でジャイアントキリングが起きたりする中で、最終的にしっかりと勝ち切れたところは選手たちを評価したいと思います。
特に今日は風が本当に強くて、前半は風上をとりたかったけど風下になってしまい、少し押し込まれる展開になり、群馬さんのGKを使ったビルドアップに少しプレッシャーが掛からずに苦労した部分はありました。ただ、われわれにもチャンスはありましたし、決めていればというシーンは作れていました。でも、失点シーンはもったいなかったと思います。それでも、ハーフタイムを挟んで必ずわれわれの時間帯が来ると思っていましたし、風上に立つことでより優位に進めると思っていました。ただ、PKを外したこともあり同点ゴールがかなり遅い時間になり、システムを変えてパワー(プレー)気味の得点になってしまいましたけど、まずはそこでしっかりと追いつけて、延長戦に入っても自分たちがやってきたことをブレずにやり続けた結果、3得点できて4-1で勝つことができたので、選手たちが非常に頑張ってくれたと思います。延長にいったおかげと言ったらあれですけど、初めて出た選手もいますし、いろいろな意味で収穫のあったゲームだったと思います
マルコス ギリェルメ
日頃は出ていないメンバーが出て活躍した
群馬はすごく良いサッカー、ポゼッションを重視しているサッカーで、すごく良いチームだと思います。なので、自分たちもすごく苦労しました。その中でも日頃は出ていないメンバーが出て活躍して、自分たちが上回れたので勝つことができたと思います…