■名古屋
長谷川 健太監督
ここからが自分たちのスタートだという思い
こういう状況の中で、本当にたくさんのファミリーが応援に来てくれたことに感謝をしたいと思いますし、その気持ちに選手が応えて戦ってくれたと思っています。正直、長かったという思いで皆さんヤキモキしたと思いますが、1つずつ勝つためにやっていかないといけないということで、選手たちも根気強くつき合ってくれました。その積み上げが勝利につながったと思います。勝ったとはいえ、最後に失点をしていますし、そういう言葉も選手たちから出ていましたので、当然これで満足しているとは思っていないですし、ここからが自分たちのスタートだという思いでいるので、次(次節・横浜FM戦)は中3日という短い時間ですが、しっかりと準備をして、勝てるようにみんなで戦っていきたいと思っています。(球際の部分で上回っていましたが、選手たちへの評価をお願いします)『勝つためにはコンパクトに、アグレッシブに行かないと勝利できない』と常々言っていますし、選手たちも今日はそういう部分で相手に勝るということで、しっかり戦ってくれたと思います。ミラーゲームで、そういう球際は一つひとつがゲームの展開を左右すると思いますので、今日はイエローも多く出されてしまいましたが、本当に厳しく行った結果が先制点にもつながりました。90分間戦う中で相手の時間もありましたが、自分たちの戦っている時間の許容範囲の中で戦えたというのは、そういうベーシックな部分でしっかり戦えたことが大きかったと思っています
小野 雅史
とにかく勝ったことが本当に大きかった
(久しぶりのメンバー入りでした)僕自身10カ月ぶりにピッチに立てましたが、まずはチームの勝利が一番だと思っていたので、自分の予定よりは早いと思ったのですが、それでも入ったからには全力でやろうという思いは持っていました。こうしてチームの勝利に貢献できたというか、とにかく勝ったことが本当に大きかったと思います
■横浜FC
四方田 修平監督
ミスから先に失点し、難しくしてしまった
アウェイにもかかわらずたくさんのサポーターが集まってくれましたが、勝てずに非常に申し訳なく思っています。ゲームは名古屋さんの守備の意識が高く、中盤まではボールが運べても、そこから先で崩すことが難しいゲームになりました。その中で自分たちのミスから先に失点をしてしまったことで、ゲームを難しくしてしまったと感じています。ただ、時間はあったので、後半で返していけばいいと思っていましたが、後半の入りのところでの失点ももったいなく、0-2という非常に難しい展開になってしまったと思っています。選手は最後まであきらめずに、リスクを負って戦う姿勢は見せてくれたと思います。その中でピンチも増えましたけど、最後に1点を返したことは次につながると思っています。すぐに試合があるので切り替えて、次に向かっていきたいと思います。(失点後、裏を狙うことなくボールを大事にする傾向が見られました)相手が後ろのスペースを消してきたことで、簡単に裏に走れる状況が減りました。ボールを動かしながらそこを探っていた中で、(ボールを)取られてピンチになるというところは反省点としてあります
鈴木 武蔵
最後に得点が取れて良かったと思う
(最後に1点を返しました)ゼロで終わるのと1点を取って終わるのでは、次の試合に向けてもメンタル的にもちょっと違うし、連戦ですぐに切り替えないといけない中で、最後に得点が取れて良かったと思います。(2点ビハインドの中での出場となりました)ルキアン選手と入ったので、なるべく近くでプレーをすること、クロスなどに積極的に入っていこうと意識をして試合に入りました…