■川崎F
長谷部 茂利監督
取りたい場面でボールを取れているシーンがあった
2-0というスコアで言うと非常に良かったです。無失点にできたし、相手のシュートは少なく、ペナルティーエリア内への進入も少なかったと思うので、そういう意味では非常に良い出来だったと思います。全体を通して良かったですね。前半はそんなに褒められたものではないですけど、それでも自分たちがやろうとしていることは選手がトライしてくれたので、後半は少し守備のところで良くなったし、攻撃も良くなった。そういうふうに思います。(守備の充実について)コーチ陣が提起して、私にアドバイス、助言してくれて、選手たちが私が提起したことを積極的に取り組んでくれています。これは始動の日からそこに対してずっと取り組んでくれていることが少しずつ形になっているし、取りたい場面でボールを取れているシーンが今日はありました。前節(・FC東京戦)はあまりなかったので、少しずつですけど上達していると思います。(7連戦を2連勝でスタートしました)良い影響があると思います。ただ、1カ月前(のJ1第4節)にここで京都さんに0-1で負けて、ホームで負けてしまったということのほうが私の中に残っていたので、それを『今日、払しょくしよう』、『サポーターの皆さんと一緒に喜ぶんだ』と。『それができるように全力を尽くしてくれ』と選手を送り出したので、今日はそれができて良かったです
脇坂 泰斗
自分のところに転がってきたので体で決めた
(ご自身のゴールシーンを振り返って)ファーストタッチのところはシュートです。(河原)創が打つのかなと思ってこぼれ球に準備していたぶん、反応が遅くなってうまくミートできなくて、それでも幸い自分のところに転がってきたので体で決めました。(ゴールパフォーマンスはホーム初披露でした)あの瞬間は、声援と視線が僕に向き、一番気持ちいい瞬間なので、たくさんできるようにしたいですね
山口 智監督
タイミングと選ぶ勇気、判断の早さが課題
平日のナイターにもかかわらず、たくさんの人が来てくださった中で結果を出せずに残念です。内容としてもゴールに向かうところであったり、後半の立ち上がり、終わり方はすごく良くなかったですし、後半に入ってからもなんとなく意図的に攻めるというよりかは逃げる感じもしてしまったので、そこはしっかり選べるようにしていきたいです。瞬間瞬間の判断のところでもっともっと前向きなところが選べると良いと思いますし、守備のところで言ってももっと圧を掛けないといけないと思います。選手は一生懸命頑張ってくれていて、あとは自分の問題だと思うので、練習と考え方をしっかりもう1回整理してやらないといけないです。非常に厳しい内容と、(得点が)ゼロ点で終わっているところ、連敗しているところを含めて、良くないゲームだったのかなと思います。(ボールホルダーと受け手のどちらに課題がありますか)今日は両サイドに時間を作る考え方で選手を選びましたし、そこの選手が通る、通らないは別にして前を選ぶという形を数多く出したいと思って臨んだんですけれど、そういう場面がすごく少なかったと思います。斜めの動きに対してもそうですし、相手陣地でサッカーをして、通らなかったとしてもそこから守備で入るというのはやりたかったんですけれど、そこを選べなかったという問題だと思います。技術とかもそうですけれど、タイミングと選ぶ勇気というか、判断の早さというか、そういうところは課題としてあると思います
池田 昌生
もっと自信を持ってプレーをするべき
後半の立ち上がりに失点してしまったので、そこからはもう川崎の思うツボというか。多分川崎からしても前半はスコアレスで終われればいいかなというプランだったと思うのですけど、川崎の土俵に僕らはうまくやられたなという感じはあります。でも、もっともっとビルドアップのところで自信を持ってプレーをするべきだと思いますし、もっと一人ひとりが自信を持つ。もちろんやれている選手もいると思いますけど、そういうところだと思います…