■福岡
金 明輝監督
本当に実のある勝点3だった
たくさんのファンの後押しで後半、逆転まで持っていけたゲームだったと思っております。ゲームは立ち上がりの10分、集中して入ろうという中で11分に失点してしまって、クリアミスとかいろいろなことがありましたが、ああいうふうに最初に失点をしてしまうと難しくなる。準備する時間が(中2日の)横浜FMさんよりはあったので、攻守でしっかりとわれわれの意図したプレーが出たかなというイメージですかね。あとは藤本 一輝のああいうシュート、年に1回見られるかどうかのシュートだったと思いますが、ああいうのが決まってくるようなチームになっていかないと勝っていけないと思います。後半は引き続き、しっかりとハードワークしてゲームを優位に進めてくれたかなと思います。最後押し込まれましたが、しっかりと耐えしのいで、本当に実のある勝点3だったと思います。(今日は最終ラインの立ち位置がいつもと違ったように感じましたが、狙いを教えてください)中2日ですが、横浜FMも水曜日の(J1第5節・)川崎F戦を見ていると、(ボールを)自由に持つとうまいチームです。われわれがいつもどおりの守備にトライしながらも中で選手たちが日々、毎試合積み重ねてきたもので微調整しているなという感じでした。そこまで大きく形は変えていませんが、当然相手によって細かな微調整があるので、そういった中でプレーできたかなと思っています
藤本 一輝
コンパクトに、抑えて打てて良かった
(ご自身の得点場面では、あえて抑えたシュートを狙ったのでしょうか?)コンパクトに振って、相手のGK(朴 一圭)もおそらく見えづらいところだったと思うので、抑えて打つことができて良かったと思います。(サイドの対面には攻撃力のある宮市 亮選手がいました)今日は外に張るというよりは、内側にポジションを取ることも含めて、相手のイヤがることはできたのかなと思います。ただ、数字に結びつけられる場面はたくさんあったので、もっと良くしていきたいです
■横浜FM
スティーブ ホーランド監督
終わりに近づくにつれてキツくなったように見えた
試合の入りは良かったかなと思います。相手のプレッシャーがある中でしっかりとボールのコントロールもできたように見えました。そして、先制点を取ることができましたし、その先制点も素晴らしいゴールだった。そして、前半終了間際に相手もどんどんボールを放ってくる、クロスが増えたとみたので、ハーフタイムには選手たちに後半に向けてとにかくクロスを上げさせないように、どんどん前からプレッシャーを掛けようという話をしました。また、ゲームに勝つためには相手のプレッシャーが掛かる中でも自分たちのやっているサッカーを後半もやり続けようとも言いました。後半のスタートでは両チームともにイーブンな形で入ったなと思いましたが、相手のセットプレーが多くなって、そしてフィジカル的に水曜日の(J1第5節・)川崎F戦で選手たちは本当にハードワークした中で、中2日での今日の試合でした。そういうスケジュールのこともあり、試合の終わりに近づくにつれてフィジカル的にキツくなったように見えました。そして、最後の最後で自分たちのコントロールできる時間帯があり、相手ゴール前で脅かすこともできましたし、もう少しで同点というチャンスも作れました
朴 一圭
確信を持って良いプレーができていない
(ほとんど得点チャンスを作れませんでした。日程の影響もあったと思いますが、自分たちからエネルギーを発していくようなテンションは見られなかったと思います)結果がついてきていないので、みんなが自信を持ち切れていない。うまい選手はいるし、技術の高い選手もいるのですが、なかなかチームとしても個人としても良いパフォーマンスが続いていないので、確信を持って良いプレーができていないなというのは少し感じます…