■甲府
大塚 真司監督
自分自身の采配でチームを加速させられなかった
引き分けが続いていて勝ちに持っていこうと臨んだが、結果的に敗れた。痛い敗戦ですが、次の試合が4日後にあるので『下を向かずに徳島戦に向かっていこう』と選手と話をしました。ゲームは狙いとする守備ができていたが、奪ったあと相手ゴールに迫るところでミスが出たり、相手に引っかかって脅威を与えることができなかった。自分自身の采配でチームを加速させられなかったことは、自分自身の反省点だと思います。(2トップで入った狙いは?)仙台は[4-4-2]で堅いので、前線を2人にしてアクションを重ねていこうと。シャドーの2枚とブロックを壊していこうという狙いがありました
河田 晃兵
イージーなミスが多かった
(複数失点になってしまいましたが、試合を振り返ってください)イージーなミスが多かったと思います。(その理由と改善点はどんなことになりますか?)個人の止めて・蹴るの部分はもちろんだけど、チームとしてどこをフリーにして動かすのかなどをもう少し考えてやりたい。(複数失点を喫したことについては?)これまでも完璧な守備ができて失点をしなかったわけではない。失点をしなかっただけで改善点はありました
■仙台
森山 佳郎監督
前の選手たちが非常に頑張ってくれた
戦前は両チームとも(直近)5試合で1失点しかしていないというところで、限りなく0-0の可能性が高いゲームだろうなというところで、選手には『0-0では絶対に終わりたくない』というところは共有していました。逃げのパスだけじゃなくて、しっかり中盤を使いながら相手を動かすことができたことが、相手のプレスの威力を削ぐことにつながったんじゃないかな、というところです。今日はシュートとかゴールへ向かうアクションが多く、10本のシュートを打って2点を取れたというところは(※公式記録では13本)、良かった部分じゃないかなと思います。(攻撃について)かなり勇敢に相手ゴールに向かっていくというところは今日のテーマでした。前半が風上だったこともあり、ちょっと背中を風に押してもらった部分も大きかったかなと思います。(守備について)これも風の勢いに助けられた部分もありますけど、前線からうまくプレッシャーを掛けて相手に蹴らせて、それを回収していくのは非常に前線の選手のハードワークというか、そこはわれわれの武器ではあるので、そこも含めて前の選手たちが非常に頑張ってくれたと思います
オナイウ 情滋
打つことが大事だとあらためて実感させられた
前回(J2第8節・秋田戦)のゴールと一緒で、運び始めてチラッと前を見た瞬間に自分で行こうと決めていました。ちょっと詰まっていたシュートでしたが、打つことが大事だとあらためて実感させられるような感じだったと思います。チームとしても2点目を取れていない試合が続いていたので、最後のところはとにかく相手にとってイヤなこと、危険なプレーをどんどんしなければいけないと、あらためてこの試合で強くみんなが意識していたからこそ、複数得点ができたと思います…