■浦和
マチェイ スコルジャ監督
このスタジアムのマジックが出たとも言える
前半は非常に良かったと思います。ゲームをコントロールできていて、2得点できました。そのほかにもチャンスがありましたし、相手を自陣のペナルティーエリアに近づけさせませんでした。後半は相手がよりアグレッシブに押し込んでくるようになりましたが、その中でもうまく抑えることができていたと思います。こちらもチャンスを作ることができていませんでしたが、相手にもチャンスを作らせていませんでした。しかしそれは(相手に)レッドカードが出るまででした。退場者が出たあとの内容には満足していません。相手が10人であった中で自由にプレーさせてしまいました。相手に退場者が出たあとに集中力を切らしてはいけませんし、これを教訓にする必要があります。しかしそれでも、失点することなく勝利を収めることができました。たくさんのサポーターの前でこのように連勝できて、非常にうれしく思います。相手チームも、立ち上がりからこのテンションを感じてプレーしていたと思いますので、このスタジアムのマジックが出たとも言えます。サポーターの方々とチームに感謝して『オツカレサマデス』と伝えたいです
松本 泰志
自分のストロングポイントを出すことを意識した
前半は安定した戦いができましたし、4連勝中でスタメンが僕だけしか替わっていなかったので、(勝てて)少しホッとした部分もあります。(サミュエル グスタフソン選手と入れ替わる形になったが、役割をそのまま引き継いだわけではなかったのでは?)サミュエルにはなれないので自分のできること、バランスをとりながら走力だったりのストロングポイントを出すことを意識しました
■東京V
城福 浩監督
自分の試合への準備の問題
多くのヴェルディサポーターが駆けつけてくれて、素晴らしい雰囲気の中でやれたことは非常に選手冥利に尽きると思いますけど、あの雰囲気をプラスに変えられたかというと、腰が引けたという言い方が良いのか、少し怖がらずにやれたかというと、そうは言い切れない前半があったことは本当に悔やんでいます。1失点目も何かを崩されたわけじゃないけれど、大量のエラーの中で個人に一振りされるようなわれわれらしくない守備から入ってしまったところ、特に崩されたわけじゃないけど、少しでも会場が沸いたことで何かやられているような空気感というのが、まだまだ若い選手たちなので、あの空気に呑まれたとは言いたくないですけども、そういう状態の前半になってしまったことは本当に残念です。良い経験にしてほしいなと思います。サポーターもあきらめずに応援してくれていたので、最後の最後まで勝負が分からないようにしたかったです。本来のわれわれの姿勢を見せられたのが(退場者が出て)10人になってからというのは、おそらく自分の試合への準備の持っていき方の問題であると、自分の力のなさを反省しています
マテウス
特に前半は受けたがらない姿勢が見えた
前半の入りは浦和さんが自分たちよりクオリティーで優れているのは分かっていながらも、入りのところで怖さというのが選手たちのところから見えたのかなと思いました。特に前半は、やっぱり受けたがらない選手だったり、そういう姿勢が見えたので、こういうゲーム展開になってもおかしくなかったのかなと思います…