■湘南
山口 智監督
最後の勇気や迫力は足りないと思う
平日に来てくれている人に、この前(前節・G大阪戦)の負けを取り返すところを見せようとみんなで共有して入った試合でした。(失点)ゼロでいくことを長くしたかったのですが、ワンプレー目の選択であったり、最終的にそこがPKになってしまったところであったりが最後まで響いたゲームになりました。戦うところは見せてくれたと思いますし、G大阪戦の前半に比べると持ち直してくれたところもあったのですが、勝ちにつながらないところで言うとまだまだやっていかないと、という試合になりました。点が取れてない中で最初に失点してしまうと難しい試合になるのは分かっていながらも、(先制点を奪われる展開を)招いてしまった自分の責任でもあると思います。とにかくこれを真摯に受け止めてやるしかないと思っていますし、残念ですけど、次にまた反骨心を見せたいと思います。(立ち上がりの失点が悪い影響を与えていたか)悪い影響は与えていないと思いますが、最後の勇気、差し込む勇気であったり、回数であったりは少ないと思いますし、上げ切るところでそこに入っていく迫力は足りないと思いますし、それぞれもっと上げていかないといけないというのは課題としてなかなか修正し切れていないところもあるので。クロスが入っていないわけではないですし、そこで止まっている選手もまだまだいると思うので、そこは失点があったから、というのは今日はなかったと思います
鈴木 章斗
2列目では自分がやってほしいことを意識した
(最近は2トップなど一番前のポジションで出場することが多かった中、今日は2列目のポジションだったが)自分が先頭とか2トップをやっているときは、サイドボランチやシャドーの選手がボールを受けて、自分につけてほしいというのがあったので、そこは自分がやってほしいことを意識してやりました
■広島
ミヒャエル スキッベ監督
コンパクトに守備ができたところが勝因
これまでベルマーレと対戦した中では、(以前のほうが)もっと良い試合が見せられたと思っています。今日の試合に関してはお互いが高い位置からプレスに行き、お互いに1対1の状況がたくさんあったところで、均衡した結果(のスコア)だったと思っています。お互いに大きなゴールチャンスが作れない試合でした。今日は自分たちがコンパクトに守備ができたところが勝因になったと思います。最初のPKの1点を守り切ることができました。(レモンガススタジアム平塚では)去年(J1第34節/1●2)のほうが良いサッカーをできていたので、本来ならば去年勝っておきたかったのですが、残念ながら(田中)聡に点を取られてしまって、敗れてしまいました。それで神戸に優勝を持っていかれたという過去があるので。(新井 直人選手が復帰したが、彼のプレーへの評価について)(出場時間が)短いので、今日のプレー(の評価)というところはないですけど、帰ってきたことはうれしいです。(連勝できたことについて)その前に4連敗をして、4試合連続で勝点ゼロという試合をしていたので、こういう(前節・福岡戦のような)良い試合があって、(今節のような)内容的に良くない試合があって、6ポイントを取れたのは素晴らしいことだと思います。これによって、ズルズル順位を下げるのではなく、真ん中あるいは中の上で安定することができているのだと思います
田中 聡
何もできなかった。湘南はやはり良いチーム
(移籍後初めてのレモンガススタジアム平塚での試合を振り返って)すごく変な違和感がありました。でも、特に湘南だからとかじゃなくて、いつもどおりのプレーができるよう心がけました。(湘南と対戦した感想について)内容は湘南のほうが攻めていましたし、広島としては広島らしさが出せず、自分は本当に何もできなかったゲームだったので、やっぱり良いチームだなと感じました…