■横浜FM
パトリック キスノーボ監督
良い部分はあったが、悔しい気持ちでいっぱい
良い部分はありましたが、悔しい気持ちでいっぱいです。相手はアグレッシブに前からプレスに来るチームでしたが、前回の試合(J1第14節・柏戦)からの成長は見せてくれたと思います。ピッチ上の選手たちの姿は誇らしいところもありました。次に向けて切り替えて準備していきたいです。(タイトなスケジュールの中、どう修正していきますか?)一番に考えるべきは選手のリカバリーです。戻さないといけない要素が多い中、練習らしい練習はできません。次の試合(第13節・神戸戦)までは中3日でこれまでよりも1日長くなるので、今までやってきたことにプラスして次の試合に向かいたいと思います。自分が監督に就任してから十数日間経ちましたが、練習らしい練習はできていません。このタイトなスケジュールをこなす難しさはありますが、止まることなく進んでいくことが大切です
遠野 大弥
何か変化を加えないといけないのかなとは思う
(監督交代で何か変化を感じていますか?)本当に全部が中途半端です。ピッチの上に立っている選手と外から見て感じることはまた違う部分があるのかなとは思いますが、勝てていないのでこのまま同じことを、同じやり方をやっても勝てるかどうか分かりませんし、何か変化を加えないといけないのかなとは思います。相手に構えられている前でサッカーをやっていても、なかなか難しい部分があります
■京都
曺 貴裁監督
自分たちのリズムにしていく戦い方ができた
日産スタジアムでは過去サンガとして勝った記憶は僕の中にないですし、それだけ難しいスタジアムということは分かっていました(※今日の勝利によって曺 貴裁監督体制で初勝利)。雨や風がありながら、自分たちの良さをすべて出せたような試合になったかは少しハテナですが、相手の良さを消しながら、自分たちのリズムにしていく戦い方ができたと思います。リバプール(イングランド)やバルセロナ(スペイン)が国内リーグで優勝しましたが、彼らがゴール前のピンチがないのかといえば、ほかのチームと同じぐらいあります。それをGKやDFが足を投げ出して失点を防ぎ、その結果、3点取られても4点取るチームになっています。やはりわれわれがベンチマークすべき現象ですし、1対1を作られたくないから下がってブロックを作って相手のミスを待っていては、選手とチームの成長はありません。もちろんそういった勝ち方は必要かもしれませんが、ずっと我慢してやってきた中、今日みたいな戦い方をできるようになったのは、また違った1つの手ごたえがあると感じています
長沢 駿
最初はどちらに転んでもおかしくない展開だった
最初はどちらに転んでもおかしくない展開でした。ウチが先に点を取り、守ることもできたので、後半になってから押し込むことができました。ウチは後半強いのは分かっているし、相手もだいぶ止まってきている感じもありました。そこで2点目、3点目を取れたことが大きかったです。前節(・名古屋戦)は勝てなかったので、上位を目指していくためにはこういった試合では負けられなかった。良い結果が残せたと思います…