■川崎F
長谷部 茂利監督
勝点1を前向きに捉えたい
入りから自分たちの形をいくつか出せていましたし、悪くはなかったと思っていますが、失点をしたこと、2失点目を含めて、全体的に少し物足りなかったと思います。ホームでしたし、最後はあの形で残り1分というか、数十秒の中で点数を取られてしまったので、もう少しやり方があったのではないかなと感じています。ただ、選手たちはよくやってくれたので勝点1を前向きに捉えたいと思います。(ACLE後からチームがまとまり、すごく伸びているように感じます)伸びているようには考えていますし、感じています。一つひとつのプレーというよりも全体的にですね。2勝してからの1分けですから物足りないですけど、選手たちが整理して、自分たちのやりたいこと、やれることを積極的に取り組んでいると。ただ、今日の前半の攻撃で言うと、前節(第17節・C大阪戦)、前々節(第14節・横浜FC戦)に比べてもう少し良い形、シュートまで行く形を作っていかないと、前半に1点、2点取れるんじゃないかなという私の思いで言うと、先ほども言ったように少し足りないと感じています。(1週間前に比べても、山田 新選手のパフォーマンスが上がっているように感じます)コーチからのアドバイスを聞いて、それを実行している。私ももちろんアドバイスをしますけど、私の場合は細かいことよりも、『まあ、気にするな』と。いつか点数は取れるし、良いプレーは続いているからと
瀬川 祐輔
良いボールが来たので無心で蹴り込んだ
(得点シーンを振り返ってください)大関(友翔)がもったときに(ファンウェルメスケルケン)際に出すと分かったので、際の体の向きと足の上げ方と感覚的にダイレクトだと思ったので、大関の近くにいたからゴール前に走っても間に合わないからスペースに走り込むしかないと思い、ぽっかりとスペースが空いていたのでそこにボールが落ちてきたら打とうと準備して、早くスペースに走り込んで良いボールが来たので無心で蹴り込んだ形ですね
■浦和
マチェイ スコルジャ監督
試合の流れを考えれば勝点1はポジティブ
非常に興味深い試合だったと思います。強度、そして戦術のレベルが非常に高い試合になりました。川崎Fは今季、タイトル争いをするチームだと私は思っていますが、そのアウェイの難しい試合で前節(第17節・FC東京戦)からスタメンを6人替えました。15分~20分くらい経ってから、ゲームコントロールができるようになったと思いますが、もっと相手の背後のスペースを使わなければいけなかったと思います。川崎Fのディフェンスラインの背後が空いていて、(髙橋)利樹が動き出していましたが、十分に活用できていなかったと思います。そして後半の早いタイミングで交代しましたが、利樹や(中島)翔哉が悪かったからではなく、クラブワールドカップ前にチェックしたいセットがあったからです。後半はFC東京戦の前半に近い形でプレーしましたが、リズムをつかむことができませんでした。後半の(前線)4人は、FC東京戦ほど良い連係を見せることができませんでした。本日の悪いところは、2失点目だったと思います。ゾーン1での良くないビルドアップからの失点でした。しかしチーム全体で最後まで戦い、本当にラスト1秒というタイミングで同点ゴールを決めました。十分な勝点ではないかもしれませんが、この試合の流れを考えれば勝点1はポジティブな部分です。そして、最後までハードワークしながら戦い続けた選手たちの努力には敬意を表したいと思います
大久保 智明
同点に追いつけたのは大きい
(ゴールという数字を残したが?)本当は勝ち試合に、決勝ゴールにしたかったですけど、同点に追いつけたのは大きいと思います。今までだったら、結果として2-1で負けてしまっていた場合もあったので、結果として追いつけたのは良かったですけど、自分が出てから失点があったので、そこは反省かなと思います…