■名古屋
長谷川 健太監督
今後も前線の選手が得点を取ってくれれば
FWが得点を取って逆転勝ちができたのは、観に来てくれたサポーターにとって一番のプレゼントだと思います。今日は本当にチャンスがたくさんありました。その中でよく決め切って逆転勝利してくれたと思っています。ただ、これを続けていかないとまったく意味がありません。もちろん浦和に勝ったのは非常に大きな自信になりますが、引き続き気を引き締めて、次の試合に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。(永井 謙佑選手の評価は?)今日は本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。これまで謙佑しかいなかったし、ずっと山岸(祐也)にしてもキャスパー(ユンカー)にしてもケガでなかなか稼働できなかったです。もちろん杉浦(駿吾)や若い選手はいましたが、やっぱり謙佑の献身性にはなかなか及ばないので、謙佑に頼って、痛いところもあったと思いますが、毎日頑張ってゴールデンウィークの連戦も乗り切ることができたと思っています。その中で山岸が戻り、キャスパーが60分+αプレーできました。FW陣が戻ってきた中で、謙佑の負担も軽減されたと思います。その中で今日は得点にフォーカスをしてプレーしてくれたと思います。今後もみんなで協力し合いながら、前線の選手が得点を取ってくれたらと思います
稲垣 祥
やめることなく向かっていったことが勝点3につながった
(なかなか決め切れずに苦しい時間が長かったと思うが)本当にそのとおりの展開で、これだけ前半から決め切れないと難しい試合になって、勝点3を取るのは難しくなりますけど、何本も外しながら、でもみんながやめることなくゴールに向かっていったということが、勝点3につながったと思います
■浦和
マチェイ スコルジャ監督
最後の10分間のマネジメントがよりできていれば
今日は名古屋のほうが上だった、勝利に値したチームだったと思います。われわれはリズムを作ることができず、ゲームコントロールもできませんでした。良い場面が少なく、個人のミスがいつもより目立った試合でした。良い1日だったとは言えませんが、それでも1点を取ることができてリードしましたので、最後の10分間のマネジメントがよりできていればと思います。しかし、それができずに勝点を持ち帰ることができませんでした。(直近のJ1第13節・川崎F戦から先発を7人替えた影響と、安居 海渡選手がいなかった前半のチームについて)スタメンを7人交代させたのは、この状況(中2日)による強制的なものでした。フィジカル的なものを考えると、どうしてもケガを避けないといけない。替わりに入った選手たちも一生懸命やってくれたと思います。彼らにとっても2回の練習で臨まないといけない試合でした。そして海渡に関しては、彼はチームの攻守のバランスをとってくれる非常に重要な選手だと思っています。(安居選手と渡邊 凌磨選手がいなかった前半は、試合の組み立てに大きく影響していたと思うが)彼ら2人とも本来であれば埼玉に残して休ませてあげたかったのですが、それもできませんでした。出場するにしてもより短い時間を想定していました。けれど、ハーフタイムで少しリスクを冒す判断を私が下しました。チームが消耗し、さらに勝点も持ち帰れなかった。私の判断も毎回正しいわけではありません
長沼 洋一
やっていて難しいなと感じていた
(試合の入りは良かったが、どんどん押し込まれていった)守備がハマらなかったというのは、かみ合わせが違っていたということもあったし、押し込まれてから押し返すパワーがなかったのかなと思います。押し込まれるシーンがあってもはね返して、そこからまた押し返してというパワーが足りなかったのか、システム的なものなのか、試合を見返してみないと分からないですが、やっていて難しいなと、割り切って守ればいいかなという感じでやっていました。そういう感じの試合もあるし、やっぱり難しかったですね…