■浦和
マチェイ スコルジャ監督
前半は結果的にゲームコントロールができていた
立ち上がりはわれわれにとって難しいものとなり、あまりリズムを作ることができませんでした。しかし時間が経つにつれ、より良いプレーが出てくるようになり、前半は結果的にゲームコントロールができていたと思います。ただ、ゾーン1に引いてから出ていけない場面が多かったと思います。しかし相手が作った決定機は1回のみで、前半最後の15~20分はわれわれのより良いパフォーマンスが出るようになり、(マテウス)サヴィオからの素晴らしいパスやシュートなどが生まれていました。後半はより速くボールを動かしながら、ライン間を使うことを狙いプレーのスピードアップを図りましたが、立ち上がりはかなり良かったのではないかと思います。そして良いプレーの流れから、ヒロ(石原 広教)のヘディングのチャンスが生まれました。そして体力が少し落ちてきているように感じましたので、エネルギーを注入するために交代を行いましたが、本日の交代はチームに十分にパワーをもたらすことができませんでした。最後の15~20分は相手に支配され、われわれはローディフェンスでなんとか失点しないように防ぐという展開になってしまいました
チアゴ サンタナ
ゴールと結果を出せなかったのが残念だった
(久しぶりにピッチに立ったが)何よりも、痛みなくプレーできたことが良かったと思います。チームに貢献したいという気持ちでピッチに入りましたが、ゴールと結果を出せなかったのが残念でした。ただ、今日の1ポイントは大切な勝点1になったと思います。次の(J1第19節・)横浜FC戦に向けて良い準備をして、勝点3とゴールを決められるように頑張りたいと思います
■C大阪
アーサー パパス監督
学ぶことも多い試合だったので、生かして修正したい
(後半の2枚代え以降、ほぼ相手コートでサッカーをし続けて、決定機も作り、二度ほどポストにも当たりました。それだけに勝ち切りたかった試合だったと思います。ただ、前半のラスト15分や後半の入りなど、浦和に押し込まれた中でGK福井 光輝選手の好セーブもありました。今日の勝点1をどう受け止めますか?)前半に関しては、押し込まれた時間帯の守備の仕方、ブロックの組み方として、距離が少し良くなかったなと思います。また、ハーフタイムに選手にも話をしたのですが、『簡単に相手にボールを預けてしまうと、こういった形で押し込まれてしまう』と。『ランダムなパスではなく、自分たちのボールにしよう』と。後半も入りの10分ほどは流れをつかみ切れていない状況で、強度のところと、自分たちでもっとボールを保持できる時間を作りたかったので、2人を交代しました。そこからチャンスも作りながら、決め切れずに引き分けという展開になりましたが、相手も良いチームですし、相手にもチャンスがありました。学ぶことも多い試合だったので、そこはまた生かして修正したいです
福井 光輝
どっちに転んでもおかしくない試合だった
(前半の終盤、後半の立ち上がりと好セーブを見せましたが?)どっちに転んでもおかしくない試合だったと思いますが、失点しないことは意識していました。クリーンシートは毎試合意識しているので、失点ゼロで終われたことは良かったです。GKは最後の砦ですし、失点ゼロで終わったら負けはしないので…