■大宮
長澤 徹監督
これがフットボール
10,000人以上のサポーターの方に集まっていただいてありがとうございます。最後に追いつけたのはホームの力だと思います。本当にありがとうございます。試合のほうは、おおよその展開は予想していて、こうなるだろうなというふうになったかなと。スコアは別なのですが、展開的にはウチがチャンスを逃しているとその裏側があるのがスポーツなので。案の定、そういうところからゲームは入っていったのですが、そこから交代選手を含めてよく追いかけていって、追いつくところまではいったのかなと思います。前節(J2第18節)、磐田に起こったこと(最終盤での同点劇)がウチに起こったという結末ですが、これがフットボールなので。こういうことがリーグ戦が終わるまで起こったり、起こしてしまったりという中で、どう勝点をしっかりキープしていくか。それがすごくリーグ戦では大事になるので、そのへんをいまロッカーで話してきました。目指すところが中位くらいで、なんとか中位くらいで終わってJ2をキープするというのであれば、『次、切り替えていこうぜ』でいいですが、そうではない。ロッカーではガブリエウのほうから、『全部のところで負けている』とか、厳しい言葉が飛び交っている状況でした。下から上がって1年目ですが、彼らは明確に上を狙っているというロッカーの空気でした。次、しっかり準備して、また勝点を追い求めていければと思っています
村上 陽介
プラスαのところは少し足りなかった
徹さん(長澤 徹監督)は『どれだけ踏み込んでいけるか』、『残り5mのところで背後を取りにいけるか』ということを言っていました。押し込めてはいるのですが、そこのプラスαのところは少し足りなかったんじゃないかなと思います。後半に、ペナルティーエリアに入ってからもう1つ誰かが追い越すなど、そういう動きが出てきたので、それを前半からできたら良かったなとは思います
■愛媛
青野 慎也監督
勝点1しか取れなかったのは、僕たちのミス
選手は90分間、タフに戦ってくれました。勝点1しか取れなかったのは、僕たちのミス。選手には、『すごく頑張ってくれた』としか言えないです。1点を取ったあとに押し込まれたのは、ベンチワークのミスです。『外で時間をかけろ』と言いましたが、それが守備的になってしまった原因かなと。そこでクロスという、大宮さんの強さを引き出してしまったというのは反省です。(ミラーゲームを挑んだ意図を教えてください)マッチングしてミラーゲームにしたときに、劣勢になるかというのはありましたが、選手たちを信じました。勇敢に戦ってくれたし、大宮をスカウティングしてどう戦うかは伝えていました。できなかったところとできたところもありますが、90分間戦ってくれました。選手は頑張ってくれました
村上 悠緋
とりあえず枠に飛ばそうという思いがあった
(得点場面のFKについて教えてください)とりあえず枠に飛ばそうという思いがありました。曲がり幅は自分の感覚でしかないので、だいたいこのあたりに蹴ったらこのくらい曲がるかなという感覚で蹴っています。少し遠かったのでスピードもないといけなかったですし、その中では入るようにやりました。(蹴る前に佐藤 亮選手とはどんな話をされたのですか?)練習から自分のほうがフィーリングも良かったので、蹴る前から『オレ、行くわ』と一応、話をしていました…