■横浜FC
四方田 修平監督
サポーターとチームが一体となった勝利
まずは、3点差という逆境をはねのけた選手たちに感謝したいです。これは本当に横浜FCの歴史に刻まれるような勝利だと思います。それを成し遂げた選手を本当に誇りに思います。日頃チーム全員で積み重ねた結果、こういうゲームができて、逆転できたことを指導者として本当にうれしく思います。第1戦で1-4で、本来であればもう無理だろうという状況にもかかわらず、平日の夜に応援に駆けつけてくれた……あ、今日は日曜日か(笑)。集まってくださったサポーターの皆さんの後押しが、追い上げムードをチームに与えてくれました。(相手に退場者が出て)数的優位とはいえ相当苦しかったと思いますが、タフに戦えたのはサポーターの声援が本当に力になったからです。サポーターとチームが一体となった勝利なのかなと思います。僕の指導者人生の中でもこうした逆転勝ちは初めての経験なので、非常に良い経験をさせてもらいました
福森 晃斗
11対11だったらここまで得点できなかったかも
試合は、自分たちが最低でも3点を取らなければいけない状況でした。ただ、相手が退場になるまでは、攻め込まれる時間帯が多くて、正直11対11で90分戦っていたらここまで得点できていなかったかもしれないという思いもあります
■C大阪
アーサー パパス監督
福井の判断は改善が必要なポイント
レッドカードが試合を変えてしまったと思います。その時点まではすごく良かったので。もちろん、(ボールを)流してしまった(福井 光輝の)判断は改善が必要なポイントでした。自分たちの選手は、出続けている選手たちなので、最後はフィジカル的な能力で相手に上回られてしまったと思います。相手のチームはどんどんフレッシュな選手を入れることができる状況でしたので、そこで振り切られてしまったと思います。(退場までは相手にシュートを打たせていません。3点差でこのルヴァンカッププレーオフラウンド第2戦を迎えたことによる気の緩みはなかったと思いますが、強いて退場以外で自分たちに敗因を向けるとすれば?)改善するところはありません。変に聞こえるかもしれないですが、見てもらったら分かるとおり、毎試合同じような選手が出ないといけない状況なので。また次の水曜日(天皇杯2回戦・アルテリーヴォ和歌山戦)、週末(J1第20節・FC東京戦)に向けて、回復、リカバリーするしかないです。改善するところは、いまは頭に浮かびません
吉野 恭平
中盤の距離が延びてプレスを掛けられなかった
(後半は後ろの枚数を増やして、割り切って、はね返すことが狙いでしたか?)そうですね。後半から進藤(亮佑)も入って、チームとして守り切ることは明確なプランでした。ただ、元彦も含め、僕たち(中盤)の守備の距離が延びてしまってプレスを掛けられなかったです。そこをもっとゲーム中に話し合って、うまく修正できれば良かったと思います…