■名古屋
長谷川 健太監督
もう1点決められるのかという部分
本当に悔しいというか、もったいない試合だったと思っています。前半はお互いに堅い試合で、後半に(名古屋が)良い形で先制することができて、その後もチャンスは何回かあったと思います。そこでもう1点決められるのかという部分。セットプレーで(今節を含めて)ここ2試合やられていますが、逆に(ほかの場面で)危ないシーンはなかったと思います。ああいうところで(失点)ゼロで終えることができれば、もっと勝点を上積みできると思います。まだまだ甘さがあると思うので、次戦に向けて修正をして、しっかり準備をしていきたいと思っています。暑い中、たくさんのサポーターの皆さんが応援に来てくれて、なんとか勝利をと選手たちは最後まで戦ってくれたと思います。ぜひ勝つ姿を見てもらえるように、われわれも一緒になって戦っていきたいと思います。(前半から相手を引き込んでという攻撃に見えたが)まったくそんなことはないです。逆に清水に初先発の選手(マテウス ブルネッティ)がいて、情報として天皇杯(2回戦・松本戦)では前半にウイングバックで後半から3バックの左でした。日本ではそれぐらいしか情報がない中で、相手の左サイドが前節(・G大阪戦)と少し変わってきたので、その辺りでなかなか良い形でプレッシャーを掛けることが少なかった。そこは清水に回避された部分もあったと思います。別に引っかけて早く攻めるというのを狙っていたわけではないです
三國 ケネディエブス
けっこう普通に守れていたと思う
(試合のまとめ方をどう感じているのか)悪くなかった、むしろ良かったほうだと思います。失点するまでちょくちょく危ないシーンもありましたけど、けっこう普通に守れていたと思います。(先制したあとに“行ってこい”の展開になったが、守備の緩みはなかったのか)リスク管理のところがちょっと曖昧になってしまったかなと思いますし、みんながみんな攻撃になっちゃって、多分後ろがコーチングしてボランチを1枚残すとか、もっと徹底できれば良かったなって思います
■清水
秋葉 忠宏監督
胸が熱くなるようなプレーを見せてくれた
前回対戦時(J1第14節/0●3)の国立でのあの悔しさ、屈辱を晴らそうと、われわれスタッフ・選手だけではなく、同じ思いを持った6,000人を超えるサポーター・ファミリーがこの地まで駆けつけてくれました。そんな彼らの大声援が、最後の最後までわれわれに力をくれましたし、それに応えるかのように、選手たちは我慢強く、何がなんでも勝点を取るんだ、逆転するんだといった、胸が熱くなるようなプレーを見せてくれました。このエスパルスというクラブの一体感、力をアウェイの地で示せたことを本当に誇らしく思っています。だからこそ、一縷のスキも見せることなく試合を進めたかった。もう一度、クリーンシートにこだわりながら、先に点を取る、仮に先に失点したとしても、ひっくり返すところまで持っていけるようにしたいです。この空気感を大事にしながら、選手、スタッフ、そしてわれわれには心強いサポーター・ファミリーがいるので、一体感を持って、より一層の勝点の上積みができるように、ひっくり返すところまで持っていけるゲームをたくさん見せられるように、必死になってトレーニングしていきます
千葉 寛汰
J1初ゴールはすごく大きな一歩
(待望のJ1初ゴールでしたね。現在の心境は?)自分としては、(初ゴールまで)すごく時間がかかってしまい、期待してくれる皆さんを待たせてしまいました。プロに入ってからは、なかなか思うような結果を出せず、苦しい時間も長かったのですが、この瞬間のためにずっとやってきました。エスパルスでゴールを決めるために、これまで期限付き移籍も繰り返してきたので、自分としてはすごく大きな一歩だと思いますし、いまは『ここからだ』という気持ちでいます…