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J2リーグ 第38節
11/29(土) 14:00 @ Ksスタ

水戸
2
0 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
大分

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ここでエース帰還、歴史を変える

2025/11/27 20:04

■水戸
背中を押す吉報。渡邉新太、メンバー入りへ

「まだ何も失っていない」
 前節・長崎戦終了後、森監督は力強い口調でそう言い切った。勝てばJ1昇格とJ2優勝が決まる大一番と位置づけて挑んだ一戦だったが、1-2の敗戦を喫して2位に転落。とはいえ、今節勝てばJ1昇格が決まる状況に変わりはなく、他力ながらJ2優勝の可能性も残している。“勝てば昇格”という上位対決で今季初の連敗を喫してしまったことへのショックは小さくない。だが、チームは下を向くどころか、今節に向けて「三度目の正直にしよう」(森監督)と、初のJ1昇格への思いをさらに強くたぎらせている。
 最終節を前に、さらにチームの士気を高める吉報が舞い込んだ。今季チーム最多得点(13点)を記録している“エース”渡邉が戦列に戻ってきそうなのだ。先週からトレーニングに合流を果たしている渡邉は前節、アウェイ遠征にも帯同。森監督は「最後までメンバーに入れるか悩んだ」ものの、万全な状態にして最終節に臨むために長崎戦での出場を回避させた。そして、今節に向けてコンディションは上向いており、メンバー入りが濃厚となっている。「大事な時期にケガをしてしまい、チームに迷惑をかけたし、個人的にも悔しいケガだった。“終わりよければすべてよし”となるように、しっかり勝って昇格を決めたい」と渡邉。闘志を燃やすエースの帰還を起爆剤とし、J1への扉をこじ開けにいく。
 まさに運命の一戦。大きなプレッシャーがのしかかるが、この状況を作り出した自分たちの足跡に自信と誇りをもって、今節に挑む。そして、今までどおり、チーム一丸となって戦い、“あと1勝”をつかみ取る。(文・佐藤 拓也)

■大分
プライドをかけて。竹中監督に報いる勝利を

 前節は“残り2試合で勝点1を取れば自力で残留確定”というシチュエーションにして、今季ホーム最終戦。好調を維持しながら昇格争い中の千葉に対し、戦術的にも気持ちの上でも引くことなく果敢に戦ったが、セットプレーからの失点と攻撃の精度不足が響いて0-1で敗れた。1時間遅れでキックオフしたいわきと山口の一戦で、山口が勝点1を積むにとどまったため、他力に頼ったかたちで、大分のJ2残留が決まった。
 ホッとする思いものぞかせながら、チームは現在3連敗中。連敗をストップするべく、最後まで士気を損なわずに最終節の敵地へと乗り込む。
 その相手はクラブ初優勝・初昇格をかけて激しいデッドヒートを繰り広げている水戸だ。前節、長崎との直接対決に敗れて首位の座を明け渡している。さらに大分が勝点3を与えたことで3位に浮上した千葉に、勝点1差に詰め寄られた状況。自動昇格となる2位を死守するために、そしてもう一度首位を奪還するために、勝点3をつかみ取ろうとフルスロットルでくるはずだ。クラブの新たな歴史を見届けるために、スタジアムは水戸サポーターの熱気であふれるだろう。
 そんなアウェイ感満載の一戦を前に、25日には竹中監督の今季限りでの退任が公式発表された。片野坂前監督から任を引き継ぎ、第27節から指揮を執ると、難しい状況に陥ったチームを徐々に立て直し、残留へと導いた功労者。その“タケさん”の大分でのラストゲームでもある今節、目の前で快挙に沸く水戸の背中を見送ることになるのか、空気を読まずにチャレンジして水戸の勢いを食い止めるのか。決して水戸に恨みはないが、自らのプライドが勝利へと駆り立てる。(文・ひぐらし ひなつ)

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