Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第38節
11/29(土) 14:00 @ 鳴門大塚

徳島
1
1 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
長崎

Preview 試合プレビュー

勝てばいい。やってくれる

2025/11/27 20:08

■徳島
前には信頼の役者たち。奇跡はゼロから始まる

 運命をつかむための一戦だ。今節、大一番の長崎戦に勝利した上で、他会場の2位・水戸が敗れ、3位・千葉が引き分け以下に終われば、大逆転でのJ1自動昇格という『ベストシナリオ』が存在する。
 一つでも上の順位でフィニッシュすれば、J1昇格プレーオフ進出時のレギュレーションの優位性やホーム開催の権利をつかむことにもつながるが、この現状に誰一人として打算的なことを考えている者はいない。一戦必勝。誰もが勝利だけを目指し、自分たちの未来を切り拓くことだけに集中している。
 今季は「全員守備・全員攻撃」(増田監督)というコンセプトの下でスタート。その軸には「失点をゼロにしたい」(同監督)という信念があり、守備に重きを置いた戦いで、リーグ最少失点(23)とリーグ最多のクリーンシート数(19)という、快挙とも言える数字を記録してきた。“全員がやるべきことをやる”。
 その土台が整えば、前線には信頼できる選手たちがいる。プレシーズンの負傷がきっかけで長期離脱を余儀なくされた岩尾に代わって腕章を巻き、開幕からチームをけん引してきた渡。圧倒的なスピードを誇り、14得点を挙げるルーカス・バルセロス。キープ力とクリエイティブ性をもって、左足で魔法をかけるトニー・アンデルソン。ベンチには夏に加入した宮崎、徳島県出身の西野、高卒新人のローレンス・デイビッドなど若き有望なアタッカー陣がギラついている。
 リーグ最多得点の長崎を相手に全員守備で“ゼロ封”し、アタッカー陣を軸に、全員攻撃で得点する。徳島が勝利をつかみ、自動昇格の奇跡をもつかむ。(文・柏原 敏)

■長崎
優勝して昇格する。ラスト1、最大の熱量を

 J2史に残る大接戦も、ついに最終節を迎える。ポールポジションにいるのは、シーズン後半戦でわずか1敗の我らが長崎。J1自動昇格の可能性を残す4位・徳島の強さを重々理解した上で、それでも自信をもって挑めるだけの戦績を積んできた。
 おそらく徳島はギアを全開にして、ハードな守備から得点を目指してくるだろう。勝たねば自動昇格の可能性はなく、多くのあと押しを得られるホームでの試合でもある。
 ただ、一方的な雰囲気にはさせない。25日時点でビジター席は完売。長崎から徳島に向かうことは容易ではないが、歓喜の瞬間を目に焼きつけようと多くのサポーターが駆けつける。試合当日は長崎県内の複数箇所でのパブリックビューイングも予定されており、クラブが掲げる『ALL NAGASAKI』のムードは高まる一方だ。最後に、熱い言葉を並べたい。
「つかみ獲るか獲らないか、自分たち次第」(江川)
「2位と1位とでは全然違う。優勝してJ1に上がりたい」(山口)
「今までやってきたことを出せるように」(新井)
「(サポーターが)自分たちのことを誇りに思えるようにやらなきゃいけない」(マテウス・ジェズス)
「徳島に必ず勝って、1位で昇格する」(松本)
「自分たち次第でつかみ獲れる。すべてを出し切って勝ち取りたい」(後藤)
「必ずシャーレを持ち帰ることを皆さんにお約束したい」(高木監督)
 紆余曲折あった25シーズン、V・ファーレン長崎のドラマ。ハッピーエンドで完結させる。(文・椎葉 洋平)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会