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J2リーグ 第38節
11/29(土) 14:00 @ えがおS

熊本
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試合終了
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甲府

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攻め勝って残る

2025/11/27 20:10

■熊本
J2残留をかけた大一番。己の強みを思い出せ

 前節・愛媛戦は、開始早々の2分に神代の6試合ぶりのゴールで先制。だが、その後もチャンスを生かせず、前半終了間際に追いつかれた。後半は押し込まれる展開となり、連敗を止めこそしたが8試合ぶりの勝利はならず。連勝で18位に浮上した富山との勝点差が『2』に縮まり、また山口とは3差のまま変わらなかったため、残留を決めることはできなかった。ホームに帰って甲府を迎える今節が、J2残留をかけた大一番となる。
 もちろん、順位がそのまま試合内容に反映されるわけではないが、愛媛戦では相手が従来のやり方を変え、ハイプレスとロングボールで押し込む戦い方を選択したことによって、劣勢を強いられた。特に後半、自分たちのペースに引き戻すことができなかったのは、同点ゴールによって「相手に『まだいける』っていう可能性を与えてしまった」(上村)ことも影響したと言える。
 大木監督が前節終了後、「もう少し自信をもってプレーしてほしい」と述べたが、本来なら「取られてもそれ以上に取る」という攻撃的なスタンスが熊本の強みだったはず。今季最後の一戦だからこそ、せめてそのマインドは表現したい。
 今節に向けて、出場停止明けの岩下が復帰する見通しが高いほか、一部で前節からのメンバー変更もありそう。甲府は残留は決まっているものの、6戦未勝利かつ3連敗中。退任が発表されている大塚監督の最後を飾る意味でも強く出てくると考えられる。愛媛戦の反省を踏まえ、相手の出方を見てどこへ運び、いかに得点機の創出につなげるか、その共有がポイントだ。
 富山と山口の経過も気になるが、目の前の相手に勝つことだけに集中し、結果を引き寄せたい。(文・井芹 貴志)

■甲府
大塚監督体制ラストゲーム。布陣はいかに

 甲府は昇格争い、残留争いを行なっているクラブとの対戦が続く中、連続して勝点3を奪われ続けている。“昇格も降格もない状況”のモチベーションの難しさに直面したまま、今季の最終戦をアウェイで迎える。前節、甲府はホームで19位の富山に敗れ、熊本はアウェイで愛媛に引き分けたため、J3降格は最下位の愛媛以外は決まっておらず、熊本はJ3降格の可能性もあるという状況で挑むことになる。熊本の危機感は相当なものだと思れえる中、甲府はマンシャの契約満了・帰国など選手人事が一部表面化しており、外国籍選手の起用方法が一つの注目点。今季での退任が発表されている大塚監督が来季もいる可能性がある若手選手を起用するのか、プレーオフ進出の可能性が消滅しても同じように外国籍選手を使い続けるのか。ブラジル国籍選手に関しては、来季の厳しい予算を考えると、全員が契約満了の可能性が高いと思われる。外国籍選手を起用して勝っているなら、“勝つことがすべて”というプロの世界の評価基準で受け止めることができるが、来季に向けてはアカデミー出身の若手選手を積極的に起用してほしいという思いをもっている人は少なくないだろう。
 思ったような結果が出ず、いろいろな思いや思惑が渦巻く中で迎える最終戦。甲府としてはいいことが少なかったシーズンであり、ホーム最終戦だった前節では、佐久間社長のスピーチの間に何度もブーイングが起き、ファン・サポーターの不満も渦巻く。クラブが進む方向だけでなく、在り方に対するざまざまな意見が噴出している中で9月27日の第31節・いわき戦以来の勝利で、今季を締めくくれるか。約2カ月ぶりの勝利で来季につながるものを見せたい。(文・マツオ ジュン)

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