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J2リーグ 第38節
11/29(土) 14:00 @ えがおS

熊本
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試合終了
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甲府

Report マッチレポート

顔を上げて。もう一度戻ってこよう

2025/12/1 20:32

熊本のJ3降格が決定。勝点1を積むも得失点差に泣く

 残留争いをしている富山、山口よりもやや優位な状況で、勝てば無条件で残留できる熊本。対して、昇格、降格のいずれの可能性もないものの、大塚監督の退任や柏の引退が発表され、勝って今季を締めくくりたい甲府。双方が“勝たなくてはならない理由”を抱えて臨んだゲームは、両チームが今季、苦しんだ理由がうかがえるような展開となった。
 序盤は熊本がゴールへの意識を全面に表現。立ち上がり1分に藤井が運んでミドル、4分にも左に流れた藤井のマイナスの折り返しをダイレクトで塩浜と、得点機を作る。しかしいずれもゴールはならず、徐々に甲府が早い切り替えで攻撃に転じ、15分過ぎから流れを引き寄せていく。それでも甲府は、右からのクロスを田中が合わせた17分、ロングスローからのこぼれを鳥海が狙った18分、さらに右からのクロスを内藤がボレーで合わせた19分、さらに田中のパスを受けた内藤が再び狙った24分と、続けて迎えた決定機も枠を外れたり熊本DF袴田に阻止されたりと決め切れず。0-0で試合を折り返した。
 ハーフタイムに富山、山口の経過を耳に入れた熊本は後半、左右WBが下がった甲府に対しても連係での突破やクロスからチャンスを創出。しかし得点には結べず、時間が進む。
 甲府が56分に佐藤から平塚へと最初のカードを切って以降、73分、85分と二度の二枚替えで流れを引き寄せにかかる中、熊本は80分前後から、その時点で富山が2-1でリードしている状況を踏まえ、「下手に自分たちから崩れることはしなくていい」(大木監督)とのベンチからの指示を受け、時間を使いながら終わらせることで意思共有。富山がそのまま勝って勝点で並んでも、得失点差で上回り残留できる算段だった。しかし、富山が終盤に2点を加えたことで得失点差で下回り、熊本は最後の最後で18位に転落。18年以来、二度目のJ3降格となった。
 クラブは同日、大木監督の退任を発表。J2復帰や初のプレーオフ進出に導いた指揮官が、残念な形で離れることとなった。(文・井芹 貴志)

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