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J1リーグ 第38節
12/6(土) 14:00 @ メルスタ

鹿島
2
1 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
横浜FM

Preview 試合プレビュー

勝って決めるか 5連勝締めか

2025/12/4 21:22

■鹿島
鹿島9年ぶりの戴冠へ。「強気」に出し尽くせ

 9年ぶりの戴冠まであと1試合となった。周囲が緊迫度を高めるのとは対照的に、鬼木監督はいつもと変わらずにリラックスした表情を見せていた。
「そんなに大きくは変わらないですけどね。1カ月前くらいから、『残り2戦をしっかり勝って』ということを話しているので」
 今までも、これから起きる状況に対する心構えを、一歩先んじて選手に求めてきた。4度のリーグ王者を経験した監督は伊達ではない。
 ただ、決して試合内容がいいとは言えない。前節も前半は苦しい45分間を強いられ、終盤には足をつる選手が続出した。鬼木監督は勝たなければいけないゲームに対して「思った以上に体が反応してしまったのかもしれない」と分析。その上であらためて、強気の姿勢を求めた。
 ミスをしたくない、負けたくないあまり、プレーの判断が遅くなり後ろ向きの選択になれば、パスを下げてそこから蹴ってもセカンドボールを回収されるばかり。
「自分で(映像を)編集していてもそういうシーンばかりだった」(鬼木監督)。
 相手にパスが入りそうなとき、「危ない」と思って下がるのか、「チャンス」と思って前に出るのか。鹿島は1年間、自分の心と向き合い続けてきた。それは守備だけでなく、攻撃でも同じ。ボールを握るのが苦手だからこそ、取り組んできたことを少しずつ出しながら、勝利をつかみ、自信を重ねてきた。
 この試合はその集大成。鬼木監督は「選手たちが自分たちらしく、チームとしていまもっているものを全部ぶつけたい」と意気込んだ。(文・田中 滋)

■横浜FM
“責任ある”戦いを。勝ちにいく理由がある

 横浜FMからすれば、優勝も残留もかかっていない
「ノープレッシャー」(植中)で迎える今季最終戦になる。ただ、相手の鹿島は9年ぶりのリーグ優勝がかかった大一番で、「今季の集大成」とも言える覇権の行方を左右する大注目の一戦。当然、鹿島と長年しのぎを削ってきたトリコロールには“責任ある戦い”が求められる。
 残留を決めた直後の一戦、前節・C大阪戦(3◯ 1)は戦い方の変化が注目されたが、残留の原動力となったロングボール主体の戦術を継続。今節も「このスタイルと勢いを継続する」(大島監督)と、試合を重ねるたびに洗練されていく“非保持”のスタイルを堂々と鹿島にもぶつける様相だ。
 一方で、締めくくりの一戦は先発メンバーの変更もありそうだ。前節出場停止だったCBジェイソン・キニョーネスのコンディションは万全。GKも、経験値を高めるために抜擢されプロデビューを果たした木村凌に変わり、正守護神・朴の登場が本線となる。さらに、3日の練習では井上が別メニューだったため、今夏加入したオナイウが先発に抜擢されるサプライズがあるかもしれない。
 ロングボールを多用する現行のスタイルの方向性的には、伝統的に受け継ぐ鹿島の土俵だろう。それがどこまで通用するのかは興味深いところ。「これからのマリノスにつなげる」(喜田)ため、多くの耳目が集まる伝統の一戦は、血肉にする絶好の機会でもある。“5連勝締め”へのモチベーションは旺盛。トリコロールに関わる全員が「勝ちにいく」(大島監督)と虎視眈々と牙を研いでいる。(文・大林 洋平)

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